▲山手線向けE235系0番台の新製出場はこれで終了だが、今度は横須賀線・総武快速線向けが控える。なお総合車両製作所新津事業所での山手線向けE235系0番台の製造は東トウ04編成・東トウ05編成のサハE235形500番台を含む502両(つまりE231系500番台からの改造車は合計48両)となった。
この編成は10号車が欠車となっており、山手線から撤退したE231系500番台のサハE231形4600番台をサハE235形4600番台に改造・活用して組み込まれるものと思われます。ここ最近ではE231系500番台東トウ501編成が転用改造のために入場しており、このうち10号車のサハE231-4601がサハE235-4601となって組み込まれるものとみられます。これで山手線向けのE235系0番台は製造が終了し、製造数は合計502両となりました。製造両数が2両多いのはE231系500番台のサハE231形4600番台の改造の都合で、東トウ04編成と東トウ05編成の10号車分のみが間に合わなかったことから、新製車両のサハE235形500番台で対応したためです。
なおE231系500番台のサハE231形4600番台をE235系0番台のサハE235形4600番台として改造したうえで同系列に組み込む作業はサハE231-4601で最後となるようです。これはE235系0番台がE231系500番台より2編成少ない50編成で製造され、このうちE231系から活用される10号車の改造の都合から東トウ04編成(クハE235-4以下11両)・東トウ05編成(クハE235-5以下11両)の10号車のみサハE235形500番台として新製されており(サハE235-501・サハE235-502)、山手線に残るE231系500番台(2019年11月の時点で東トウ502編成・東トウ504編成・東トウ505編成・東トウ506編成の4編成)のサハE231形4600番台の動向が注目されます(サハE231-4602・サハE231-4604・サハE231-4605・サハE231-4606)。これらの車両は活用されずに廃車となる可能性がありそうです。