2019年12月1日

【いよいよ終盤】東日本旅客鉄道E235系0番台東トウ49編成が配給輸送される

2019年11月29日、総合車両製作所新津事業所にて製造された東日本旅客鉄道E235系0番台東トウ49編成の10両(クハE235-49+モハE235-145+モハE234-145+サハE234-49+モハE235-146+モハE234-146+サハE235-49+モハE235-147+モハE234-147+クハE234-49)が所属先となる東京総合車両センターまで配給輸送されました。
▲山手線のE235系0番台の配給輸送も東トウ50編成の10両でいよいよラストだ。山手線に残るE231系500番台東トウ502編成・東トウ504編成・東トウ505編成・東トウ506編成の動向が注目されるが、この4編成の10号車のサハE231形4600番台は活用されずに廃車となることが予想される。

この編成には2019年10月21日をもって運用を離脱したE231系500番台の元東トウ512編成(クハE231-512以下11両:のち八ミツA512編成)から転用される10号車のサハE231-4612を改造したサハE235-4612が組み込まれる予定です。なお今後出場するE235系0番台東トウ50編成には同年11月11日に転用改造のために入場したE231系500番台の元東トウ501編成(クハE231-501以下11両:のち八ミツA501編成)から転用される10号車のサハE231-4601を改造したサハE235-4601として組み込まれるものと考えられます。2015年3月に上野東京ラインが開業することに伴って並行する山手線の混雑率緩和につながることから、E235系0番台はE231系500番台よりも2編成少ない50編成が導入されることが計画されていたこと、E231系500番台の付随車の転用改造時期などの都合からE235系0番台東トウ04編成と東トウ05編成のみ10号車の付随車(サハE235形500番台)も新製となっているため、現在でも山手線に残っているE231系500番台の10号車の付随車は今後活用されずに廃車となる可能性が出ています。山手線向けのE235系は東トウ50編成でラストですが、今後は横須賀線・総武快速線向けに導入が進められるものとみられ、さらには上野東京ライン方面にも導入することが報道されているため、E235系自体の製造は当面続きそうですね。あとはグリーン車(サロE234形・サロE235形)をどうするかですが…。