1995年にスイスのガングロフ社で製造され、関東で初めての2両連結、日本国内初の冷房車のケーブルカーであった箱根登山鉄道鋼索線(ケーブルカー)のケ100・ケ200形(ケ101+ケ201のHT1編成・ケ102+ケ202のHT2編成)が2019年12月2日をもって最終運用を終え、引退しました。
箱根観光を約25年間支えた同車両は前面部・側面部に“LAST RUN”と書かれたステッカーを掲出して運用されていました。これは2019年から2021年にかけて行われる鋼索線の設備更新工事に伴うもので、東京五輪が開催される2020年中は工事が行われます。当面の間は強羅(OH57)~早雲山(OH62)間は箱根登山鉄道バスによる代行輸送となります。今後箱根登山鉄道で早雲山方面や大涌谷(OH63)方面に向かわれる場合はご注意ください。