2016年11月4日

小田急電鉄4000形4060Fが大宮総合車両センターへ配給輸送される

11月4日、小田急電鉄4000形4060Fが東日本旅客鉄道松戸車両センター(東マト)から武蔵野線・東北貨物線経由で大宮総合車両センター(宮オオ)まで配給輸送されました。牽引機は長岡車両センターのEF64形1031号機でした。

▲貨物列車が多く走る武蔵野線にEF64形1031号機によってエスコートされたインペリアルブルーの小田急電鉄4000形が配給輸送列車ながらも初めて入線した。他の鉄道会社への譲渡以外での配給輸送および大宮総合車両センターへの入場は極めて異例なケースである。

今回の大宮総合車両センターへの入場は常磐緩行線に導入される“CBTC”(Communications-Based Train Control)の設置改造工事のためと思われます。9月に4000形4058FとEF64形1032号機による連結試験を行った際に4000形にもCBTC設置改造工事を施工するのではないかという予想を当ブログの記事のなかでご紹介しましたが、本当にその通りになるのかもしれません。ちなみに4060Fは10月31日の平日C14運用(4108レB749E]→4305レA949E])で運用を終えたあと、11月1日に海老名検車区から松戸車両センターに向けて臨時回送されていた模様です。今後は残る14編成にも同様の施工がなされるものと思われ、4000形が機関車に牽引されて武蔵野線を走行する機会がまだまだあるかもしれませんね。新たに製造される4066Fが当初からCBTC対応編成となるかどうかは不明ですが・・・。

[配給輸送時の組成]
EF64形1031号機+[4060F]4060+4010+4110+4210+4310+4360+4460+4410+4510+4560