2016年11月18日

西武鉄道池袋線でついに2代目スマイルトレインの40000系に遭遇する

11月18日は午前が大学でしたが午後は西武鉄道へ。まずは新宿線に向かってみました。2000系2413F+2005Fの2323レでとりあえず移動。ロケハンがてら立寄ったのは花小金井(SS-18)。新型車両40000系の試運転があるかどうか気になったためやってきたのです。

30000系38116F。5618レ。この編成は小手指車両基地に配置されていた編成です。単なる車両の貸出なのか正式に南入曽車両基地に転属していたのかは分かりませんが・・・。

20000系20105F。2646レ。10両固定編成の40000系を想定し10両編成の優等種別が多いところをチョイス。

2000系2417F+2095F。2336レ

30000系38117F。5824レ

2000系2529F+2011F。2648レ。その次の122レは失敗しました。10000系10106Fの充当でした。

2000系2055F+2401F。2338レ

20000系20154F。5620レ

20000系20108F。2650レ。いまだに3色LED式の20000系もいました。

このあとは2645レに乗車。2000系でしたが、肝心な車番を控えるのを忘れてしまいました・・・。

池袋線と交わる所沢(SS-22, SI-17)で下車すると、池袋線4番ホーム側に『回送』の文字が。

40000系40101F。なんと池袋線側から40101Fの試運転列車が現れてびっくり。太陽などで跨線橋の影が落ちていますがそこはお気になさらずに。ただし撮影時にフルカラーLEDは切れやすいタイプ(1/125)なので要注意。

2代目スマイルトレインの40000系。黄色の窓枠の部分はパートナーゾーンとなっています。

4番ホーム側に回り込み、停車時間中に撮影。池袋(SI-01)・本川越(SS-29)寄りは『クハ40001』、飯能(SI-26)・西武新宿(SS-01)寄りは『クハ40101』となります。

車内LCD旅客案内表示器の稼働試験が行われており、『準急 飯能』(石神井公園[SI-10]から各駅停車)を想定していました。東京地下鉄1000系1134F以降や13000系とは異なり、連続した2画面だけのようです。次の停車駅が『練馬(SI-06)』ですが・・・。

パートナーゾーンは車椅子スペース・ベビーカースペースをも兼ねています。

西武鉄道では4000系以来となる半自動ドアスイッチ。なぜか東日本旅客鉄道キハE200形気動車やE233系電車などと同じタイプになっています。

側面のフルカラーLED式案内表示器。30000系のように種別行先および号車を表示します。

先頭車と側面部には“LONG / CROSS”の文字が確認できます。つまり転換式クロスシートを採用しています。今回はロングシート状態で試運転をしていました。

側面の車番『40001』はかなり薄く見えにくいですが、先頭車の番号でトップナンバーと判明。

これが40000系の転換クロスシート。東武鉄道でいうとTJライナー用の50000・50090系と同じ感じですね。座席定員制の直通列車に充当されるときはクロスシート、その他の種別の列車に充当されるときはロングシートで運転するのでしょうか。

驚いたのは長距離運用を考慮して数か所に設置された車椅子対応の大形便所。おむつ台が設置されており、車椅子対応であることから洋式便所と思われます。

旅客用扉ですが、隙間があったのでリニアモーター式に戻ったのか、30000系30101Fなどと同じ静かなドアエンジンとなっているかは分かりません。

クハ40101側はホームが狭いため撮影できず。しかしながら40000系に出会えたのが嬉しかったです。のちのち最初に池袋線に行けばよかったとも後悔していますが・・・。

ちなみに制御装置は6000系6157Fと同じ東芝製PMSMモーターIGBT素子のようでかなり静かです。そのうち3両にパンタグラフが搭載されていることからMT比率は5M5Tと思われ、『40201』・『40301』・『40501』・『40801』・『40901』を付する車両が電動車、『40401』・『40601』・『40701』を付する車両が付随車、『40101』・『40001』が制御車と思われます。また西武秩父線向けの4000系以来となる半自動ドアスイッチは飯能や小手指(SI-19)などといった始発駅で使用されるのではないか・・・とみています。ほかには直通運転先でも使用できる車外スピーカーが設置されています。