2023年6月18日、相模鉄道8000系8713Fが『相鉄線ミステリートレイン Re』(1号~3号)に充当されました。その前日にクハ8713とクハ8513の前面部のみブランドロゴマークなし(クハ8513のみあり)の初代塗装(ただし車番のみオリジナルフォント)が復刻され、列車番号表示器には『618』と表示されました。
▲8000系8713Fが前面部のみ懐かしの初代塗装を復刻し、前面部初代塗装、側面部現行塗装で『相鉄線ミステリートレイン Re』に充当され、車両留置への移動に使用される厚木線にも入線した。なお8000系8711Fでは前照灯と種別行先案内表示器の更新が実施されている。
初回のミステリートレインは10000系が使用されましたが、今回は8000系ラストナンバーが使用されました。8000系8713Fは本来登場予定ではなかったようですが3000系の脱線事故による廃車除籍処分による代替車両として1999年に登場しています。なお現行の2代目塗装となったのは2013年で、最後に施工された8712Fよりも前に塗装変更されていました。制御装置は2019年に更新され(8710F以外は番号順に施工)、現在に至っています。前面部だけとはいえど、令和に初代塗装を復刻するとは予想外だったでしょうね。