2023年6月21日、小田急電鉄大野総合車両所で車内防犯カメラの設置などを含めたワンマン運転対応改造工事を受けていた4000形4058F(旧東急車輛製造2次車)が定期営業運転に復帰しました。その際に車内LCD式旅客案内表示器に変化が起きています。
▲4000形4058Fがワンマン運転対応車となって運用復帰。なおこの編成からは車内のLCD式旅客案内表示器に変化が起きているという。
▲4000形ワンマン運転対応車の車内LCD式旅客案内表示器と車内防犯カメラ。ワンマン運転対応となったあとも車内LCD式旅客案内表示器の更新はほぼなかった。しかし今回の4058Fからは5000形と同じセサミクロに更新される展開に。
4000形のワンマン運転対応化工事は4058Fで通算9編成目(今年度分1編成目)で、それとともに車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロへの変更は同形式では初めてのこととなります。確かに車内LCD式旅客案内表示器を1画面から2画面に更新したときも駅ナンバリング対応に更新したときもセサミクロではありませんでしたからね。ちなみにワンマン運転対応工事は2021年度は4051F・4052F・4053F・4064Fの4編成、2022年度はこれまで4054F・4055F・4056F・4057Fの4編成にそれぞれ施工されました。2023年度分は4058Fが最初の施工となっていますが、その際に車内LCD式旅客案内表示器の更新も行われた可能性があるものと思われます。なお6月24日からは4059Fが編成を分割されワンマン運転対応工事に入りました。その際に車内LCD式旅客案内表示器の更新があるかもしれませんね。
【4000形のワンマン運転対応状況】※2023年6月24日現在
《施工済》9編成(90両)
2021年度…4051F・4052F・4053F・4064F
2022年度…4054F・4055F・4056F・4057F
2023年度…4058F
《施工中》1編成(10両)
2023年度…4059F
《未施工》6編成(60両)
4060F・4061F・4062F・4063F・4065F・4066F