2023年6月19日の3012レ(平日60運用)より、両先頭車の前面部のみに初代塗装を復刻した相模鉄道8000系8713Fがその姿のまま営業運転に投入されています。この系列では前照灯の移設と種別行先案内表示器の更新、自動放送装置の搭載などの改造工事が施工されており、現行スタイルでは見納めとなることから、実現したものです。
▲8000系8713Fが初代塗装を両先頭車の前面部のみに復刻し、定期営業運転に投入された。前面部だけの復刻塗装で車両番号のフォントは異なるが、懐かしい色が見られる。またクハ8713はロゴマークを省略したクラシックスタイル、クハ8513は2代目塗装への変更前のスタイルとなっている。
18日の『相鉄線ミステリートレイン Re』から前面部のみの初代塗装に復刻された8713Fは8月下旬頃までの運転を予定しており、9月あたりにかしわ台車両センターに入場して前照灯や種別行先案内表示器の更新、自動放送搭載の工事を受けるものと思われます。かしわ台車両センターに入場中の8000系8711Fが前照灯や種別行先案内表示器の更新工事を受けていることが確認されており、近く8712Fにも施工される可能性が十分にあります。前面部に初代塗装を復刻した8713Fがおそらく最後まで現行スタイルを維持するものと思われます。早めに記録をした方がいいですね。