2023年6月12日

【新宿線には戻らず】西武鉄道2000系2509F(4両固定編成)が横瀬車両基地に廃車回送される

2023年6月8日、西武鉄道新宿線南入曽車両基地に所属する2000系2509F(4両固定編成)が横瀬車両基地へ自走回送されました。廃車除籍処分に伴うものと思われます。この編成では新101系の車両甲種輸送に伴う穴埋めとして狭山線で代走運用されていました。
▲新宿線・拝島線系統で活躍し、最後は新101系の穴埋めで狭山線内運用を代走した2000系2509F(4両固定編成)が新宿線には戻らず横瀬車両基地に旅立った。

2000系2509F(4両固定編成)は長らく新宿線系統(拝島線や国分寺線など含む)を中心に運用されていたため、基本的に別の編成と連結されて運用されることが多く、狭山線代走時のみ単独運用となっていました。新101系の甲種輸送列車運転に伴う補填として2509Fが代走に使用され、新宿線に戻ることなく、代走の役目を終えたタイミングで旅立っていきました。今年度の車両導入は40000系の新製投入のほか、他の鉄道会社からVVVFインバータ制御車両を導入する西武鉄道独自の呼称であるサステナ車両の導入に言及しています。後者は短編成(6両以下)にできる車両が適切だと思われますが、果たしてどの鉄道会社から中古車両を導入するのでしょうか。大手私鉄から大手私鉄への車両譲渡はめったにありませんので、近く車両置き換えになる他の鉄道車両の動向が気になるところです。