2023年6月20日、相模鉄道8000系8711Fがかしわ台車両センター構内で前照灯の位置変更と種別行先案内表示器の更新(列車番号表示器と一体化)、自動放送の設置を完了し、試運転を行いました。8708F・8710Fと同じ仕様になり、近く運用に復帰する見通しです。
▲8000系8711Fが前照灯の位置変更と種別行先案内表示器の更新(列車番号表示と一体化)、自動放送設置を行った。最後まで登場当初の顔つきを保つのは前面部の初代塗装を復刻した8713Fになりそうである。
8000系8711Fは入場前は前照灯が連結器の上部に配置され、列車番号表示器はマグサイン、種別行先案内表示器は3色LED式で、英語非対応となっていました。今回の工事施工で前照灯の位置と種別行先案内表示器・列車番号表示器が変更され、前照灯は種別行先案内表示器の両脇に、種別行先案内表示器は列車番号表示器と一体化されました。登場当時からの顔つきで残るのは8712F・8713Fのみとなっていますが、両編成にも同様の工事が施工されるものと思われ、オリジナルスタイルの前面部が消滅する可能性が高くなってきました。