2019年8月24日、小田急電鉄ロマンスカー『SE』3000形3021Fの保存車両5両のうち、デハ3023とデハ3024の2両が廃車解体処分のため搬出され、北館林荷扱所まで陸送されました。
▲廃車解体処分のため搬出されたロマンスカー『SE』3000形3021Fのデハ3023。
▲廃車解体処分のため搬出されたロマンスカー『SE』3000形3021Fのデハ3024。
▲『小田急ファミリー鉄道展2019』で最新型ロマンスカー『GSE』70000形70051Fとともに展示されたロマンスカー『SE』3000形3021F。この時が最後の5両での屋外展示となった。
小田急電鉄では輸送力増強に伴う喜多見検車区の車両留置スペース確保のため、保存車両の一部解体処分を発表しており、今年度は5両で保存されていたロマンスカー『SE』3000形の5両のうち2両を解体することとなっていました。今回は下り方から2両目と3両目のデハ3023とデハ3024が残念ながら解体処分となりました。陸送の際には車体を半分に分割したうえでトレーラーに乗せられました。このため両先頭車のほかに中間車のデハ3022の3両が2021年に海老名(OH32)西口の開館するロマンスカーミュージアムに保存展示される予定です。