2019年8月28日

【ついに動いた】小田急電鉄3000形3660F(日本車両製造6次車)が10両固定編成化工事に突入、『3086F』に改番へ

2019年8月4日に川崎重工業兵庫工場で製造された小田急電鉄3000形中間増備車8両(新宿[OH01]寄りからサハ3387+デハ3437+サハ3386+デハ3436+サハ3385+デハ3435+サハ3384+デハ3434)が海老名検車区に到着してから留置が続いていましたが、ついに8月24日から同車両に新たな動きがありました。
▲海老名検車区東側に留置されていた3000形中間増備車に動きが出た。3000形8両固定編成を10両固定編成に増強するための動きとみられる。
▲今年度最初に10両固定編成化工事に入ったのが3000形3662Fではなく3660Fである。この編成はロイヤルブルー帯のままであるが、クハ3960とデハ3910の間にサハ3386+デハ3436を組み込んで3086Fを組成すると予想した。それが的中し、まさにその通りの動きになりそう。

8月24日からの動きとして、まずサハ3387+デハ3437+サハ3386+デハ3436とサハ3385+デハ3435+サハ3384+デハ3434の4両ずつに分けて分割されている様子が確認されています。そのあと元3660Fに組み込むサハ3386+デハ3436のみを切り離し、元3660Fとサハ3386+デハ3436の10両で3086Fを組成するようです。そしてサハ3387+デハ3437が残った中間増備車4両の下り方に連結されたため、現在はサハ3386+デハ3436が姿を消しており、残った増備車6両は新宿寄りからサハ3385+デハ3435+サハ3384+デハ3434+サハ3387+デハ3437となっています。

【3000形10両固定編成化の動き】 ※青色が今回判明した動き

現在の3659F → サハ3387+デハ3437を組み込み → 3087Fに改番
現在の3660F → サハ3386+デハ3436を組み込み → 3086Fに改番
現在の3661F → サハ3385+デハ3435を組み込み → 3085Fに改番
現在の3662F → サハ3384+デハ3434を組み込み → 3084Fに改番

【3000形10両固定編成の状況】 ※下記はかっこ内が元の種車となる車両番号

《6両固定編成から改造》
クハ3091(元クハ3280)+デハ3041(元デハ3230)+デハ3141(元デハ3330)+サハ3191+サハ3291+デハ3241+デハ3341+サハ3391(元サハ3380)+デハ3441(元デハ3430)+クハ3491(元クハ3480)
クハ3092(元クハ3281)+デハ3042(元デハ3231)+デハ3142(元デハ3331)+サハ3192+サハ3292+デハ3242+デハ3342+サハ3392(元サハ3381)+デハ3442(元デハ3431)+クハ3492(元クハ3481)
クハ3093(元クハ3282)+デハ3043(元デハ3232)+デハ3143(元デハ3332)+サハ3193+サハ3293+デハ3243+デハ3343+サハ3393(元サハ3382)+デハ3443(元デハ3432)+クハ3493(元クハ3482)
クハ3094(元クハ3278)+デハ3044(元デハ3228)+デハ3144(元デハ3328)+サハ3194+サハ3294+デハ3244+デハ3344+サハ3394(元サハ3378)+デハ3444(元デハ3428)+クハ3494(元クハ3478)
クハ3095(元クハ3279)+デハ3045(元デハ3229)+デハ3145(元デハ3329)+サハ3195+サハ3295+デハ3245+デハ3345+サハ3395(元サハ3379)+デハ3445(元デハ3429)+クハ3495(元クハ3479)

《8両固定編成から改造》

クハ3081(元クハ3665)+デハ3031(元デハ3615)+デハ3131(元デハ3715)+サハ3181(元サハ3765)+サハ3281(元サハ3865)+デハ3231(元デハ3815)+デハ3331(元デハ3915)+サハ3381+デハ3431+クハ3481(元クハ3965)
クハ3082(元クハ3664)+デハ3032(元デハ3614)+デハ3132(元デハ3714)+サハ3182(元サハ3764)+サハ3282(元サハ3864)+デハ3232(元デハ3814)+デハ3332(元デハ3914)+サハ3382+デハ3432+クハ3482(元クハ3964)
クハ3083(元クハ3663)+デハ3033(元デハ3613)+デハ3133(元デハ3713)+サハ3183(元サハ3763)+サハ3283(元サハ3863)+デハ3233(元デハ3813)+デハ3333(元デハ3913)+サハ3383+デハ3433+クハ3483(元クハ3963)

《今後誕生予定の編成》 ※青色が組成作業中の編成

クハ3084(クハ3662)+デハ3034(デハ3612)+デハ3134(デハ3712)+サハ3184(サハ3762)+サハ3284(サハ3862)+デハ3234(デハ3812)+デハ3334(デハ3912)+サハ3384+デハ3434+クハ3484(クハ3962)
クハ3085(クハ3661)+デハ3035(デハ3611)+デハ3135(デハ3711)+サハ3185(サハ3761)+サハ3285(サハ3861)+デハ3235(デハ3811)+デハ3335(デハ3911)+サハ3385+デハ3435+クハ3485(クハ3961)
クハ3086(クハ3660)+デハ3036(デハ3610)+デハ3136(デハ3710)+サハ3186(サハ3760)+サハ3286(サハ3860)+デハ3236(デハ3810)+デハ3336(デハ3910)+サハ3386+デハ3436+クハ3486(クハ3960)
クハ3087(クハ3659)+デハ3037(デハ3609)+デハ3137(デハ3709)+サハ3187(サハ3759)+サハ3287(サハ3859)+デハ3237(デハ3809)+デハ3337(デハ3909)+サハ3387+デハ3437+クハ3487(クハ3959)