2019年7月31日から8月1日にかけて、相模鉄道新7000系7713F(8両固定編成)が廃車解体のため陸送されました。この編成は新7000系では2編成が在籍する貴重な抵抗制御車であり、2018年2月ころまでは10両固定編成で運用され、その後は8両固定編成に短縮されて運用されていました。
▲10両固定編成を組成していたときの新7000系7713F。このときの横浜(SO-01)ではホームドアが設置されておらず、ホーム柵のみの設置であった。横浜寄りから6両+4両の組成であった(中間の先頭車には転落防止幌が設置されていた)。なお新7000系で現行塗装になったのは実はこの編成が初めてであった。
▲10両固定編成を組成していた7713Fはモハ7150とモハ7151を抜いて8両固定編成に短縮され、廃車陸送の前日まで10000系8両固定編成と共通で運用された。今後増備される20000系ではなく12000系に押し出される形で置き換えられたのだろうか。
同編成の最終運用は同年7月30日の6011レ(平日16運用:俣0731←横0710)で、早々と運用が終了していたので、かしわ台(SO-17)の構内(車両センターに通じる線路上)に留置されている姿を目撃したのが最後だった気がします。この系列は3代目塗装の“YOKOHAMA NAVYBLUE”への変更対象外であることから、新旧タイプに関係なく12000系や20000系で置き換えられるものと思われます。これで7000系は旧タイプでは7710Fの8両1編成、新タイプでは7715Fの8両1編成と7751F・7753F・7754F・7755Fの10両4編成の合計56両のみとなります。こうなると8両固定編成は10000系(10703F~10707Fの5編成)を除きすべて置き換えられるかもしれませんね。