2019年8月6日

【最後の“吊り掛け駆動方式”】箱根登山鉄道モハ1形モハ103号車+モハ107号車が廃車除籍で譲渡へ

2019年8月5日、箱根登山鉄道モハ1形で最後の吊り掛け駆動方式となっていたモハ103号車+モハ107号車が入生田(OH50)に近接する車庫から強羅(OH57)まで臨時回送されました。廃車除籍に伴う搬出のためと思われます。
▲2両固定編成の扱いで運用されていたため搬出時には車両は別々になるが、静態保存展示や何らかの研究??に活用されることとなったモハ1形モハ103号車+モハ107号車。

今回回送されたモハ103号車+モハ107号車は2両とも解体されずに活用され、モハ103号車は日本工業大学へ、モハ107号車は風祭(OH49)にある『鈴廣かまぼこの里』にそれぞれ譲渡されます。前者は何らかの研究??に活用され、後者は静態保存展示となります。なおモハ107号車については静態保存展示の観点から再塗装が実施されたようです。