2019年8月27日、東京急行電鉄5000・5050系の11両が総合車両製作所横浜事業所を出場し、長津田検車区まで甲種輸送が実施されました。今回の11両は新製車両(10両)と修理車両(1両)が混ざっています。
▲新製車両は0番台5178F(渋谷[TY-01]寄りからクハ5178+デハ5278+デハ5378+サハ5478+サハ5578+デハ5678+デハ5778+クハ5878)と4000番台4111Fのうちデハ4611+サハ4711の10両である。なお修理車両は5118Fのサハ5518で、踏切事故の当該車両のようだ。5178Fは前回の5177F(写真)と同様の仕様で出場している。
今回出場したのは5000系5118F(8両編成)のサハ5518(種別表示器がフルカラーLED式、行先表示器が3色LED式)と、5000・5050系0番台の新たなラストナンバーとなる5178F(渋谷[TY-01]寄りからクハ5178+デハ5278+デハ5378+サハ5478+サハ5578+デハ5678+デハ5778+クハ5878)と4000番台4111Fの一部車両であるデハ4611+サハ4711となっています。5178Fは前回の5177Fとほぼ同一仕様(スカートの形状が従来の同系列0番台や4000番台と異なる)で出場しており、日立製作所製のSiC素子VVVFインバータ制御になっているものと思われます。4000番台は前回の4110F(Shibuya Hikarie仕様)以来の出場ですが、4000番台の従来編成は4109F以来となります。5178Fは元5156FのY500系への変更と改番(5156F→Y517F)に伴う補填分と思われます。4111Fについては先に2両が出場したので、今後は残る8両(クハ4111+デハ4211+デハ4311+サハ4411+サハ4511+デハ4811+デハ4911+クハ4011)の出場が待たれるでしょうか。