2016年10月5日

東京都交通局10-300R形10-320Fが若葉台検車区へ回送される

2016年10月3日、東京都交通局大島車両検修場所属の10-300R形10-320Fが所属先から京王電鉄新線・本線・相模原線経由で若葉台検車区へ回送されました。

▲希少となってしまった10-300R形の10-320Fが帰らぬ旅へ。残るは10-330Fの1本のみに。

▲10-300形3次車以降で10-570Fの次に導入された10-610F。一般席のスタンションポールに青い滑り止めがついている。これは10-620Fでも同様である。

今回の回送は廃車解体のためと思われます。これで10-300R形は10-330Fのみとなり、残っている10-000形10-240F~10-280Fの動向も注目されます。一方でこれまでに新製された10-300形3次車以降の編成は10-490F~10-570Fと10-610F・10-620Fが導入されており、10-610F・10-620Fでは座席の背もたれの色が変更され、スタンションポールが青い滑り止めがついたものとなっており(2016年度導入編成の10-570F以降から車内監視カメラの設置準備工事済み)、一部で仕様が異なることから番号が飛ばされ、60番編成を付与されたものと推定されます。