2016年10月15日の出来事です。私はこのとき第93回東京箱根間往復大学駅伝競走の予選会が国営昭和記念公園で行われていたため、それを観戦しに行っていました。その後の出来事です。
西立川(JC-51)から東日本旅客鉄道青梅線で立川(JC-19)に戻った際、まだ正午前だったので青梅線が折り返しに使用する1番線の向かい側の2番線には車両が一切止まっていませんでした(日中時間帯は使用せず)。
ちょうどいい時間だったので昼食休憩をとってホームに戻った時、日中時間帯に定期列車で使用されることがない2番線に特急形車両が停車していたのでした。
その特急形車両とはE257系0番台長モトM-111編成(クハE257-111以下9両)。側面部は無表示でしたが、前面部は『あずさ』を表示していました。立川2番線にE257系0番台とは個人的に違和感があります。
ちょうど入線してきたE233系0番台八トタT13編成の1252T列車(土曜休日53T運用)との並びを撮りました。普段の中央線や青梅線(『青梅ライナー』のみ)でもこの並びは見られるのですが、E257系0番台の停車しているホームが違うのでびっくり。
2番線の発車標を見ると、『あずさ号イベント列車』と“AZUSA 50TH ANNIVERSARY”を交互表示していました。これはすごい。実は後で知ったのですが、特急『あずさ』が1966年12月12日に運転を開始して今年で50周年を迎えることから、それに関連した車両展示イベントだったようです。ちなみに16日は希少な183・189系が展示されるため、E257系0番台よりも多くの人出が予想されますが・・・。
2番線側に回って長モトM-111編成を撮影。まさか立川2番線で特急形車両を目の当たりにするとは・・・。
全車両の車内見学ができるということなので、早速車内に入り、貫通側先頭車のクハE257-111の運転台を撮影。
車内はご覧のとおりです。私は数年前の長野旅行で大糸線の南小谷から中央線の八王子(JC-22)まで乗ったことを覚えています。本来進行方向側に向いている普通車の座席は今回はクロスシート状態となっていました。
製造は現在の総合車両製作所横浜事業所(旧東急車輛製造)。約14年経っていますね。
なかでも人気だったのは8号車のサロハE257-11の松本寄りにある半室グリーン車の座席でした。
せっかくなので特急列車のグリーン車に乗ることが無い私も座ってみた時の目線で撮影してみました。めったに経験しないグリーン車の座席に座ることができて嬉しかったです。
普通車を移動し、非貫通側のクハE256-11側の運転台も撮影。
発車標にはちゃんと“AZUSA 50TH ANNIVERSARY”とあったので撮ってみました。
今度はホームの高尾(JC-24)寄りから撮影。車内を散策していて昔懐かしのギャラリーを見ると、E257系0番台のスカートの形状が違っていたことに気づきます。
おまけで隣に止まっていたE233系0番台八トタ青465編成+八トタ青667編成の1209列車(土曜休日09運用)を撮影。
最後に3番線ホームの東京(JC-01)寄りに移動し、E257系0番台同士の並びを撮りました。ちなみに写真左側の『かいじ110号』(3010M列車)はトップナンバーの長モトM-101編成でした。まさかのイベントに飛び入り参加のような形になりましたが、貴重な体験ができたので満足です。明日なら183・189系の展示が予定されているので、むしろそっちのほうがよかった・・・と思いますが、私にとっては16日は小田急電鉄のイベント参加を控えていますし、E353系の投入で置き換えられるE257系0番台を記録できたので悔いはないです。