2020年5月15日

【最後の帰らぬ旅へ】東日本旅客鉄道719系0番台が完全消滅

2020年5月8日に東日本旅客鉄道仙台車両センター所属の719系0番台仙センH-17編成と仙センH-41編成が、14日に仙センH-19編成と仙センH-20編成がそれぞれ郡山総合車両センターに自走回送されました。いずれも廃車解体処分になるものとみられ、0番台は消滅します。
▲仙台車両センター所属の719系0番台がついに消滅。2017年3月に秋田総合車両センターに転属していた秋アキH-10編成と秋アキH-13編成も2020年3月のダイヤ改正で運用を離脱しているようで、実質運用されている719系0番台はゼロに。
▲719系を置き換えたE721系0番台と1000番台(写真の1000番台は仙センP4-09編成と仙センP4-10編成の輸送時の様子)。0番台は仙センP-12編成を皮切りに一部が指定席車両となり、磐越西線で運用されている。

形式消滅となった719系0番台はE721系1000番台の投入で置き換えが進められ、2020年3月のダイヤ改正をもって定期運用を終了していました。なお仙台車両センターには元0番台改造の700番台仙センS-27編成の『フルーティアふくしま』のみが残っているほか、元仙センH-40編成が改造で訓練車として活用されているようです。これで磐越西線用『あかべぇ』塗装を含めた719系0番台はすべて消滅したことになります。