2020年5月13日

【コロナで】毎年恒例の『小田急ファミリー鉄道展』、2020年は実施せず

2020年5月11日、小田急電鉄が海老名検車区で開催していた毎年恒例の『小田急ファミリー鉄道展』について、2020年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い実施しないことが発表されました。
▲2018年に実施された当時は同年10月13日に運用を終了したロマンスカー『LSE』7000形7004Fが展示された。同編成はそのあと廃車除籍となった。
▲2019年に実施された当時はロマンスカー『SE』3000形3021F(5両)と2018年デビューのロマンスカー『GSE』70000形70051Fが展示された。前者は車両留置数の確保と保存展示の関係で中間車2両が廃車解体処分となり、現在は3両となっている。
▲2020年3月から営業運転に入っている5000形5051F。新型コロナウィルスがなければ今年の目玉はこの車両だったのかもしれない。残念だが展示の機会は来年以降ということに。

過去に台風の接近で中止となった回が2010年(2日間とも)と2017年(2日目のみ)に2回ほどありましたが、イベント詳細の発表前に開催取りやめとなるのは初めてのケースです。もしかしたら今年3月に営業運転を開始した5000形5051Fが展示される可能性が考えられたのかもしれませんね。ちなみに本来このイベントは開始当初から(中止となった年も含めて)10月の土日に開催されてきましたが、2019年のみロマンスカー『SE』3000形の保存展示の動きを考慮して10月ではなく5月に開催されましたね。