2020年2月11日、総合車両製作所横浜事業所で製造された相模鉄道12000系12106F(『ID-96』)が配置先となるかしわ台車両センターまで甲種輸送されました。なお相模貨物ターミナルからは5両ずつに分割してかしわ台車両センターへ納入されています。
▲12000系はついに12106Fの出場で所定数の6編成(60両)が出揃った。なお新製出場時から4号車のモハ12400ではなく10号車のクハ12000に女性専用車ステッカーが貼付されている。
▲その裏では3代目塗装の対象外となっている7000系の廃車が進んでいる。ダイヤ改正前に8両固定編成の7715Fが、そのあとセミクロスシート試験車だった10両固定編成の7755Fがそれぞれ運用を離脱し廃車となっている。残るは3編成、最後まで生き延びるのはどの編成だろうか(7754Fの写真は前回の検査出場間もなくしてすぐに撮影したもの)。
甲種輸送時には他編成ではあまり見られなかった車体の下半分が保護された状態のままとなっていました。相模貨物ターミナルからの輸送は5両ずつとなるため、最初に横浜(SO-01)寄りのクハ12106+モハ12206+モハ12306+モハ12406+モハ12506、そのあと間1日を挟んで海老名(SO-18)寄りのサハ12606+サハ12706+モハ12806+モハ12906+クハ12006がかしわ台車両センターへ納入されていきました。今後は東京急行電鉄との相互直通運転に向けて運用から離れている20000系の増備が予想されますが、それよりも3代目塗装変更の対象から外れている7000系の3編成(7751F・7753F・7754F)の動きが注目されます。
【12000系編成表】
※左側が横浜寄り、青色は営業運転に投入済み、赤色が新規に甲種輸送された車両
クハ12101+モハ12201+モハ12301+モハ12401+モハ12501+サハ12601+サハ12701+モハ12801+モハ12901+クハ12001
クハ12102+モハ12202+モハ12302+モハ12402+モハ12502+サハ12602+サハ12702+モハ12802+モハ12902+クハ12002
クハ12103+モハ12203+モハ12303+モハ12403+モハ12503+サハ12603+サハ12703+モハ12803+モハ12903+クハ12003
クハ12104+モハ12204+モハ12304+モハ12404+モハ12504+サハ12604+サハ12704+モハ12804+モハ12904+クハ12004
クハ12105+モハ12205+モハ12305+モハ12405+モハ12505+サハ12605+サハ12705+モハ12805+モハ12905+クハ12005
クハ12106+モハ12206+モハ12306+モハ12406+モハ12506+サハ12606+サハ12706+モハ12806+モハ12906+クハ12006