2020年2月23日

【ダイヤ改正から】東日本旅客鉄道E233系0番台の車椅子対応大形洋式トイレの使用開始時期が判明

2019年から東日本旅客鉄道E233系0番台の4号車(T編成は組成変更後のサハE233形500番台、H編成は改番後のモハE233形800番台)に設置が進められている車椅子対応の大形洋式トイレですが、車両センターでの汚物処理などの整備が完了したため、2020年3月のダイヤ改正時から4号車の車内トイレの使用を開始すると発表しました。
▲写真は八トタT39編成のサハE233-539に設置された車椅子対応大形洋式トイレ(写真右半分)。このときの写真撮影時は使用不可の状態であり、トイレに出入りするためのドアボタンが塞がれている状態だった。
▲E233系0番台の車椅子対応大形洋式トイレの設置編成がまだまだ少ないため、当面は各駅のトイレの利用も勧めている。外観上で見分けるとすれば4号車の一部窓が封鎖されているかいないかだろう(車番もT編成ではサハE233形が連続していない場合、H編成では4号車がモハE233形800番台の場合、トイレ設置編成とわかる)。

同系列では八トタT37編成を皮切りに車椅子対応の大形洋式トイレと車椅子兼ベビーカースペースの設置が進められており、現在は一部のH編成にも設置されています。T編成は編成組み換えを行ったうえで5号車・6号車が電動車、4号車と7号車が付随車になるように変更されています。H編成は付随車がなく組み換えができないため、車番がモハE233形200番台からモハE233形800番台に改番されているのみとなっています(ちなみに3000番台では現在の横コツE-03編成(元東チタNT1編成)から車内トイレ追加設置となった6号車が800を追加したモハE232形3800番台となっている。ただしハイフン以下3801と3802は欠番)。トイレを設置した編成はすでに運用に入っていますが、2019年度末から使用開始の旨のラベルが貼付され、ドアボタンの操作ができないように塞がれている状態となっています。ただしトイレ設置編成がまだ少ないため、同系列が乗り入れる中央線・青梅線など各駅のトイレの利用も推奨しています。