2020年1月29日から30日にかけて、相模鉄道7000系7755F(10両固定編成)が廃車解体のため陸送されました。同系列の10両固定編成が編成丸ごと廃車となるのは同編成が初めてのことです。この編成は1月27日の2013レ(平日53運用)まで運用されていました。
▲1月27日の平日53運用(6002レ~2013レ)まで元気に運用されていた7000系7755Fがついに旅立つ。この編成は5号車と8号車(いずれも付随車)のみ試験的にセミクロスシートを導入しており、これが8000系や9000系に採用されて現在に至っている。
この編成は同系列10両固定編成で最後まで初代塗装を保っていた編成(なお8000系は8712Fが最後、9000系は9705Fが最後)であり、2014年8月の2代目塗装で出場して以降、この塗装での運用は約5年5ヶ月でした。またこの編成のうち5号車のサハ7662と8号車のサハ7664はセミクロスシートの試験車両であり、このセミクロスシートは主力車両となる8000系や9000系に採用され、9000系に至ってはリニューアル後も5号車・8号車のセミクロスシートは存置されています。これで残る7000系は7751F・7753F・7754Fの3編成(30両)となりました。20000系の増備再開前に“YOKOHAMA NAVYBLUE”への変更対象外である7000系が全廃となる可能性も出てきましたね。