2025年8月11日

【年に一度の入線も】東日本旅客鉄道臨時特急『伊東按針祭花火大会号』をE257系5000番台・E657系で運転

2025年8月10日、東日本旅客鉄道東海道線と伊東線の全線を直通する臨時特急『伊東按針祭花火大会号』が東京(JT-01)~伊東(JT-26)間で運転され、1号・2号(9085M列車9088M列車)にE257系5000番台都オオOM-91編成、3号・4号(9087M列車9090M列車)にE657系都カツK5編成がそれぞれ充当されました。
▲波動輸送向けのE257系5000番台都オオOM-91編成が臨時特急『伊東按針祭花火大会号』の1号(伊1646←東1500)・2号(伊2131→東2328)を担当した。この系列は臨時の『踊り子』でも走行するため違和感はないが、前面部の愛称表示器は『特急』のみ単体、側面部の愛称行先表示器は『特急 伊東』『特急 東京』であった。
▲今夏は東海道線平塚(JT-11)発着の臨時特急列車の設定がなく、臨時特急『伊東按針祭花火大会号』の3号(伊1822←東1625)・4号(伊2216→東2406)を担当し品川(JT-03)以南の東海道線に入線したE657系都カツK5編成。特に平塚~伊東間はその臨時特急でしか入線しない貴重な光景だ。側面部の愛称行先表示器は『臨時特急 伊東』『臨時特急 東京』を表示した。

今夏は東海道線平塚発着で常磐線直通の臨時特急列車の設定がなく、臨時特急『伊東按針祭花火大会号』でE657系が久しぶりの東海道線品川~平塚間(過去に臨時特急でも走行したことがある区間)・平塚~伊東間(臨時特急『伊東按針祭花火大会号』限定で走行する区間)に入線したわけですが、品川~平塚間の入線は実は臨時特急『絶景ネモフィラ平塚号』以来でこのときは初日の往路のみ都カツK5編成が充当されていましたが、人身事故によるダイヤ乱れの影響から初日の復路と2日目運転分は『フレッシュひたち』復刻でオレンジパーシモン塗装の都カツK3編成が充当されるという珍事がありました。そういった意味で都カツK5編成にとっては臨時特急『絶景ネモフィラ平塚号』の復路に充当できなかったときのリベンジ(?)となったようです。

途中停車駅は品川・横浜(JT-05)・大船(JT-07)・藤沢(JT-08)・小田原(JT-16)で『踊り子』が停車する川崎(JT-04)・熱海(JT-21)を通過し(熱海は旅客案内上は通過だが伊東線内が単線のため客扱いは行わない運転停車)、藤沢に停車するという珍しい停車駅となっています。

【ちょい違和感?】東日本旅客鉄道E233系2000番台都マト5編成のドアエンジンがリニアモーター式からラック式に

2025年8月9日の土曜休日03K運用より、東日本旅客鉄道E233系2000番台都マト5編成が運用復帰を果たしましたが、その際に制御装置だけでなくドアエンジンも更新されており、従来のリニアモーター式からラック式に変更されています。同系列2000番台はリニアモーター式のドアエンジンのイメージしかないため、この更新は意外でした。
▲E233系2000番台に制御装置更新とドアエンジンを更新した編成が登場。最初の当該編成は都マト5編成で、リニアモーター式の改良型かと思いきや、まさかのE235系0番台以降に新製された電車に採用されているラック式となっている。ドアチャイムと相まって音だけ聞くとE235系1000番台とほぼ同じではないだろうか。

E233系2000番台はこれまで全19編成がリニアモーター式となっていましたが、制御装置更新などを終えて出場した都マト5編成ではドアエンジンの更新が行われ、リニアモーター式からラック式に変わっているようです。リニアモーター式ではドアが『ガチャン』と閉まった際にゴム部分に隙間がすこしできるのですが、ラック式ではドアが完全に閉まった後に一瞬だけゴムに隙間ができますが、『カチッ』というロックの音がする(その際に側扉灯が消える)ので、ドアゴムの隙間がこのロックの音で解消される形となっています。おそらく東京都交通局10-300形6次車とほぼ同じタイプのドアエンジンが採用されているものと思われます。E231系1000番台(都コツ・都ヤマ)のようにリニアモータードアエンジンが改良型(現在では全編成で更新完了済み)になることはありますが、ドアエンジンごと交換されるのは東日本旅客鉄道の通勤形電車では異例のこととなります。今後は制御装置更新とともにドアエンジンの更新(ラック式への変更)があるのか注目されます。今年はE233系電車の機器更新工事が進みそうですので、0番台・1000番台・2000番台など主に通勤形電車での更新に伴う動きに注意が必要かもしれません。

2025年8月9日

【晩年の185系のような存在】東日本旅客鉄道255系都マリBe-03編成の臨時特急『わかしお89号』を求めて京葉線へ

2025年8月9日、私は朝方に用事を済ませたあと、東日本旅客鉄道京葉線へと向かいました。メインは最繁忙期に房総方面の臨時特急で活躍が期待されるあの系列です。東京(JE-01)からE233系5000番台都ケヨ502編成1203Y列車(土曜休日03運用)に乗車し、潮見(JE-04)へと先回りしました。
E233系5000番台都ケヨ551編成+都ケヨF51編成1283A列車(土曜休日83運用)。土曜休日の日中時間帯の蘇我発着はすべて快速です。快速通過駅と海浜幕張(JE-14)以遠を往来する場合は必ず乗り継ぎが必須となります。新木場(JE-05)~蘇我間無停車の通勤快速の廃止と快速の大幅減便(日中時間帯を除く)は大きな衝撃でしたからね。
209系500番台都ケヨM71編成1282E列車(土曜休日83E運用)。武蔵野線向け209系500番台といえばシングルアームパンタグラフ搭載の70番編成と菱形パンタグラフ搭載の80番編成が存在します。初期に転入した3編成には当初は自動放送がありませんでしたね。
E233系5000番台都ケヨ520編成1229Y列車(土曜休日29運用)。
255系都マリBe-03編成9209M列車。今回の最大のお目当てがまさにこれ。最繁忙期となる今夏の臨時特急列車に起用されることとなった255系唯一の残存編成である都マリBe-03編成です。葛西臨海公園(JE-06)では編成全体が入りますが、多くのファンが殺到している可能性を見越して潮見を選びました。同系列は9日から11日の3連休に限りどうやら9051M列車9053M列車→回送→9209M列車9056M列車9058M列車と運用されるようです。16日・17日は9209M列車の運転がありません。
E233系5000番台都ケヨ506編成1313A列車(土曜休日13運用)。
209系500番台都ケヨM82編成1362E列車(土曜休日63E運用)。菱形パンタグラフ搭載の80番編成を最後に潮見での撮影は以上です。

最後に撮影した列車に乗り込み、舞浜(JE-07)の新しい発車メロディを収めてきました。京葉線でも発車メロディ変更の波に吞まれ、京葉線ならではの個性的な発車メロディが次々と『JRE-IKST(それ以降は枝番)』シリーズに置き換えられてしまい、ほとんど面白みがなくなってしまいました。しかし舞浜と海浜幕張(JE-14)だけメロディ変更の影響はありませんが、舞浜では6月から“A Whole New World”とバージョンを一新した“It's A Small World”に変更されています。こちらも約1年間の予定になるのか、それとも…。

最後にまさかの出会いが中央線新宿(JC-05)でありました。
E257系2000番台都オオNA-11編成9093M列車。なんとこの日限定の臨時『あずさ93号』にまさかまさかのペニンシュラブルーのE257系2000番台が充当されており、まさかの光景にびっくり。この2000番台は『踊り子』『湘南』のイメージが強いだけに衝撃的すぎました。愛称表示器や側面部の行先表示器にももちろん対応しています(『指定席』表示なしですが)。

【ラストナンバー使用か】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形未更新車撮影会開催に伴うツアー発売中です!

2025年8月8日、小田急電鉄の子会社の小田急トラベルより、同年9月20日に開催される予定のロマンスカー“EXE”30000形の未更新車(10両)を使用し、開成(OH42)構内留置線で『小田急ロマンスカー・EXE未更新車 撮影会 in 開成車庫ツアー』が発売されています。ご参加を計画されている方は集合時間と集合場所、解散場所を必ず確認してください。
▲このツアーは前面部愛称表示器を残すロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fが使用される可能性が高い(30055F+30255Fは前面部愛称表示器使用停止中)。ツアー当日に同編成を土曜休日N46N66運用に充当させ、開成~小田原(OH47)間の特別団体専用列車に30057Fを充て、後から30257Fが合流する形になりそうだ。

このツアーでは前面部愛称表示器を残す“EXE”30000形30057F+30257Fを使用し、土曜休日N46N66運用に充当させることで、0007レ0114レのあいだに足柄(OH46)構内留置線に一旦入庫する時間帯を活用して行われます。イベント開催当日の特別団体専用列車は先に足柄の構内留置線に入庫する4両固定編成、すなわち30057Fを使用することから、定期回送列車の回9016レ回9027レを開成まで延長して実質客扱いする形になります。そのあと30257Fが箱根湯本(OH51)から回9020レの臨時延長で合流し、回9025レの臨時延長で箱根湯本に戻る形がとられそうです。集合駅は小田原(OH47)で基本は1人で2席利用となります。前面部愛称表示器を唯一残している30057F+30257Fの『特別団体専用』はいつまで見られるのでしょうか(この未更新車は新型ロマンスカーへの置き換えが決定済み)。

【好み分かれそう】東急電鉄3000系に新塗装車両が登場、最初の編成は3112Fに?

2025年8月6日、東急電鉄元住吉検車区で休車状態の3000系3112F(8両固定編成)ですが、この編成で外観デザインが変更されている様子が確認されたようです。この編成は同系列で最後に6両固定編成から8両固定編成に増強されていましたが、塗装変更は最初となりました。

▲東急電鉄3000系で最後に8両固定編成に増強された3112Fが同系列で最初に塗装変更が実施された。2020系列に準じたデザインとなっているが、好みは賛否が分かれそうだ。ちなみに目黒線系統に限ると3000系は全13編成が塗装変更の対象だが、5000・5080系(全10編成)は同系列4000番台(全15編成)とともに対象外となっている。
▲3000系は全13編成あるため、現行の姿の記録をぜひとっておきたい。

3000系は全13編成で3020系に準じた塗装に変更される予定となっており、今秋から営業運転に投入されることとなっていますので、3112Fがその先陣を切りそうでしょうか。なお象徴の赤い帯の撤去跡が見られますので、しばらくは違和感でしかないと思います。この塗装車両が相模鉄道などの乗り入れ路線でも見られるとなると、違った意味でわくわくしそうです。最後まで6両固定編成で残っていた編成が、塗装変更が最初になるという、まさかの展開となっているようです。

2025年8月8日

【姿を変え濃紺に】相模鉄道10000系10706F(8両固定編成)、3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装に変更される

2025年8月3日、相模鉄道かしわ台車両センターで制御装置、車内内装(ステッカー類含む)、種別行先案内表示器、列車番号表示器の更新工事、3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装への変更が行われた10000系10706F(8両固定編成)が6014レ(土曜休日12運用・海2248→横2329)より営業運転に復帰しました。これで通算6編成目の制御装置更新車となり、残る未更新車は2編成(18両)のみとなります。
▲10000系10706F(8両固定編成)が姿を変えて“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装に。2代目塗装で残るのは8両固定編成の10707Fと10両固定編成の10708Fとなった。


▲10000系で2代目塗装で残っている8両固定編成の10707Fと10両固定編成の10708F。制御装置未更新編成となっているので、写真での記録だけでなく録音もお忘れなく。

10000系では今年度は1編成にリニューアル更新工事を施工することとなっていましたので、おそらく10706Fが当該になったものと思われます。ドアステッカーや車番ステッカーなどもこれまでの“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装編成と同様に更新されているようです。かしわ台車両センターで塗装変更とリニューアル更新工事を同時に施工したのは10705F以来となります。これにより未更新車は8両固定編成の10707Fと10両固定編成の10708Fとなり、番号順でいくと8両固定編成の10707Fが次の対象と思われます。最後のリニューアル対象編成が入場したタイミングで、10000系のそうにゃんドアステッカー、ベース車両をイメージした車番ステッカー類、制御装置更新前の主電動機、3色LED式の種別行先案内表示器などの消滅が見込まれます。

【10000系在籍状況】2025年8月8日現在
全体…10両3編成 8両5編成
制御装置未更新
《  8両》10707F 《10両》10708F
制御装置更新済
《  8両》10703F10704F10705F10706F
《10両》10701F10702F

【遂に改造工事終了】小田急電鉄1000形1063F(4両固定編成)、ワンマン運転対応車両として運用復帰

2025年8月7日の6827レ(小2402←伊2327・平日111運用)より、小田急箱根鉄道専任の小田急電鉄1000形1063F(4両固定編成)が電気連結器を撤去したワンマン運転対応車両として運用復帰を果たし、翌8日の平日112運用から小田急箱根鉄道終日運用に入りました。
▲小田急箱根鉄道専任編成の1000形1063Fが電気連結器を撤去のうえスカートが改造され、ワンマン運転対応車両となり運用復帰した。これで対象の全4編成への改造工事が終了した。小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間ではロマンスカーを除き、来春からのワンマン運転が予定されている。
▲ワンマン運転対応となった1000形1065F。車体側面部に乗降安全確認カメラと乗務員室に乗降確認用のモニターが設置されている。

1000形では1066Fを皮切りに大野総合車両所で電気連結器を撤去した姿で目撃され(そのあとスカートが改造され10両固定編成と同じ形状になる)、この際にワンマン運転対応改造工事が実施されました。最後にワンマン運転対応改造工事を施工された1063Fの運用復帰により、小田急箱根鉄道専任の運用は4編成体制に戻るものと思われます。今後は小田急箱根鉄道専任の編成を使用してワンマン運転導入に向けた試験が実施される可能性があります。いずれは車体連結面に設置された車外スピーカーから乗降促進放送を流して発車する光景が見られるかもしれません。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2025年8月8日現在 合計98両 下線部は小田急箱根鉄道専任(ワンマン運転対応編成)
*  4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F1063F1064F1065F1066F1067F1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成(1097Fは元8両固定編成の付随車も)改造

2025年8月7日

【あと1ヶ月ほどに】東海旅客鉄道N700系1000番台の“Wonderful Dreams Shinkansen”が2025年9月15日に運転終了へ

2025年2月21日から東海旅客鉄道がN700系1000番台幹トウG25編成を使用して東海道新幹線完結で一部運用にほぼ固定して運転されている“Wonderful Dreams Shinkansen”が同年9月15日をもって運用を終了することが発表されました。
▲東海道新幹線完結に限定されるが“Wonderful Dreams Shinkansen”として東京~新大阪間を運転しているN700系1000番台(N700A)の幹トウG25編成。運転期間中はほぼ固定運用での運転となることから、西日本旅客鉄道山陽新幹線に入線することはなかった。

東海道新幹線で運転されている“Wonderful Dreams Shinkansen”はN700系1000番台幹トウG25編成にラッピングを行い、側面部のJRロゴマークは灰色に変更されるなど、同新幹線では非常に珍しいほぼ車体全体にラッピングされた車両となっています。基本的には『こだま』と『ひかり』が中心(臨時運転では『のぞみ』)の運用であったため、一部を除く停車駅では停車時間中に撮影できたかもしれません。ラッピング解除後は限定運用が解除されるものと思われます。なお9月15日は  659A列車(阪2203←東1903)が“Wonderful Dreams Shinkansen”としての最後の運用となります。

【初代車両引退後も】舞浜ディズニーリゾートラインで夏限定の貸切乗車イベントを開催中

2025年7月26日から8月31日まで、舞浜ディズニーリゾートラインでは運転間隔が6分(運用は2編成)となる午後以降の日中時間帯に、朝方および夕夜間が中心の運用となる“Type C”100形を使用して貸切乗車イベントが実施されています。昨年は9月に完全引退した初代車両“Type X”10形も使用されていました。
▲初代車両が引退した2025年も特別に貸切乗車イベントが実施されている。使用車両は日中時間帯に運用されない“Type C”100形を使用しており、場合によっては2025年現在で期間限定ライナーに使用されている111号編成(イエロー)となることがある(定期列車運用の運転時刻はホームページに掲載されている)。利用にはホームページで確認だ。
▲昨年の貸切乗車運用時は初代車両の“Type X”10形41号編成(グリーン)も使用されていた。

舞浜ディズニーリゾートラインでの貸切乗車イベントは昨年に初めて行われており、このときは現行の“Type C”100形だけでなく初代車両の“Type X”10形41号編成(グリーン)も使用されていました。ただし完全引退までは“Type C”100形151号編成(グリーン)と同時運用されることがあったため、どちらか片方が貸切運用に入るパターンもあったものと思われます。2025年はすべての車両が“Type C”100形に統一済みであるため、全5編成のうち予備編成(1本)と日中時間帯にも走行する2本を除き、2本のどちらかが使用されることとなっています。ただし、日中時間帯に走行していなくても昼過ぎに再出庫となるパターンもあるので、貸切運用に使用される編成は日中時間帯には運用されていない、この時間帯に定期営業運転に入らない編成で基本的に充当されると思っておいてください。

2025年8月6日

【特急車両に掲出】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形に『箱根そば開業60周年記念ロゴマーク』を掲出して運転

2025年8月5日の平日N41N61運用(0910レ)より、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255Fに、沿線および一部の立ち食いそば・うどん店舗の『箱根そば』の開業から60周年となることを記念して、『箱根そば開業60周年記念ロゴマーク』が側面部に掲出されています。
▲駅そば『箱根そば』が開業して60周年となることを記念して、8月5日の『箱そばの日』に合わせて、ロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255Fの側面部に『箱根そば60周年記念』ステッカーが掲出された。

8月5日が語呂合わせで『箱根そばの日』となっていることから、イメージで“EXE”30000形の未更新編成がロゴマーク掲出車両となっていたため、どちらかが使用されるかが気になっていましたが、平日N43N63運用に充当された30057F+30257Fには掲出されていなかったため平日N41N61運用に充当の30055F+30255Fに掲出されたものと思われます。同編成は前面部の愛称表示器の使用停止と側面部の愛称表示器がフルカラーLED化されてから記念マークなどが装飾されるのは初めてのこととなります。

EXE”・“EXEα”の運用は7編成配置で平日・土曜休日ともに6運用ですが、予備があるため、平日N31運用・平日N32運用のいずれか(主に平日N32運用が多い(、ないし土曜休日N75運用の代走を担当することがあります。

【どこかに譲渡?】東日本旅客鉄道E501系都カツK752編成・都カツK753編成が4両に組成、まさかの譲渡か…?

2024年8月5日、東日本旅客鉄道勝田車両センターから郡山総合車両センターに自走回送され入場しているE501系元付属編成(5両固定編成)の都カツK752編成都カツK753編成ですが、これらの編成の4号車(元14号車)のサハE501-5・サハE501-9が編成から抜かれています。
▲E501系元付属編成(5両固定編成)は2024年3月のダイヤ改正ですべての定期運用が消滅し、都カツK751編成は廃車解体処分、都カツK754編成は『E501 SAKIGAKE』に改造され、団体専用列車で活躍する。残る2編成の動向が注目されていた。

E501系は2023年3月ダイヤ改正で常磐線水戸~いわき間でE531系によるワンマン運転導入に伴い日中時間帯の運用が消滅、同年3月から朝方と夕夜間に限定運用され、2024年3月ダイヤ改正でE501系元付属編成の定期運用が消滅して余剰となり、元基本編成のみ引き続き朝晩を中心に水戸~いわき~草野間で運用されています(回送では水戸~内原間走行)。元付属編成のうち都カツK751編成は廃車解体処分に、都カツK754編成は『E501 SAKIGAKE(さきがけ)』として転用改造され、それ以外の2編成は留置が続いており、動向が注目されていました。なお都カツK752編成は種別行先案内表示器が3色LED式、都カツK753編成は幕式となっていますが、これらの4号車(元14号車)にあたる中間付随車が抜き取られており、それぞれが4両に組成されているものと思われます。こうなると譲渡の可能性があるのではないかと見込まれます。過去に常磐線で活躍していた415系が九州旅客鉄道に3編成分が売却された経緯があり、今回のE501系は交直流電車ではあるものの、こちらも九州に譲渡となれば、415系以来の常磐線車両の譲渡の動きということになります。

ちなみに東京臨海高速鉄道70-000形では先頭車2両が陸送、船舶での輸送を経て九州旅客鉄道小倉総合車両センターに入場中で、転用改造が行われているものと思われます。E501系は4両のまま譲渡となれば、どこかの電化区間に投入するのでしょうか。

2025年8月5日

【全10編成更新完了】京浜急行電鉄2100形の側面部の種別行先方向幕が消滅、すべてフルカラーLED式に

2025年8月4日より、京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所に検査施工のために入場していた2100形2117編成が出場、試運転を実施しました。この際に側面部の種別行先案内表示器が幕式からフルカラーLED式に更新されており、同形式から幕式の種別行先案内表示器が消滅したと同時に、同形式のすべての車両がフルカラーLED式となりました。
▲2100形で最後まで種別行先案内表示器が幕式のまま残っていた2117編成で更新が行われ、同形式はすべてフルカラーLED式に更新が完了した。ただし幕式自体は1500形の側面部のみに残されており、この形式がすべて置き換えられない限りは幕式が残る。

2100形は登場当初はすべて幕式で、先頭車の前面部のみ最初にフルカラーLED式に更新され、側面部は幕式のまま存置されていました。幕式時代は『Wing』が行先表示器に、三崎口(KK-72)や京急久里浜(KK-67)(当時は『久里浜』のみの表示)の行先表示が種別表示器にありましたが、入れ替えとなり、『Wing』が種別表示器に入るように変更されたことで、行先部分は『京急』を含めてフル表記ができるようになっていました。フルカラーLED式となったことで日本語と英語の交互表示となりますが、前面部は基本的に日本語表示のみとなるため、インバウンドの方などは側面部できちんと確認をする必要があります。これで2100形の種別行先案内表示器は全10編成で完了しました。

2025年8月4日

【もころん号も充当!】小田急電鉄『第78回あつぎ鮎まつり大花火大会』開催に伴い臨時ダイヤで運転される

2025年8月2日に神奈川県厚木市で開催された『第79回あつぎ鮎まつり大花火大会』に伴い、小田急電鉄小田原線で本厚木(OH34)・海老名(OH32)発着を中心に列車を増発した臨時ダイヤで運転され、一部の急行(臨時運転を含む)・快速急行は厚木(OH33)に臨時停車しました。
▲定期列車の1215レ(土曜休日E33運用)を延長した8603レと折り返しの8606レに充当された1000形1096F。このうち1215レ8603レは相模大野(OH28)まで『急行秦野(OH39)』、同駅から『各駅停車秦野』として運転された。なお『各駅停車秦野』は平日朝方(6525レ・平日E35運用)、土曜休日夜間(6699レ・土曜休日C16運用)に1本だけ定期列車で存在する。
▲定期列車の6685レ(土曜休日E62運用)を延長した下り最後の臨時列車である8633レに充当された5000形5055Fの『もころん号』。所定では本厚木到着後に回9281レとなるところを、新松田(OH41)まで客扱いする形となっている。
▲定期列車の回9268レ(土曜休日B14運用)を客扱いする8100レに充当された2000形2053F。これまでは3000形8両固定編成が充当されていた臨時運用だが、今回は2000形となった。

今回の臨時ダイヤは急行が上下1本ずつ、各駅停車が上下17本ずつの合計36本運転され、定期列車で急行相模大野行きとして運転されている列車の一部は相模大野から種別変更での臨時各駅停車として延長運転されたほか、各駅停車の一部は定期列車の延長のほか、一部回送列車の客扱いの形で設定されました。急行・快速急行の上り12本は厚木に臨時停車、上りの臨時急行には2000形2053Fが充当されたほか(土曜休日B14運用)、下りの臨時列車の最後には5000形5055Fの『もころん号』も充当されました(土曜休日E62運用)。

2025年8月3日

【18113Fが飛んだ】東京地下鉄18000系18114Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2025年7月31日より、日立製作所笠戸事業所で製造・落成した東京地下鉄18000系18114Fの甲種輸送が東急電鉄長津田検車区まで実施されました。牽引は日本貨物鉄道新鶴見機関区のEF210形125号機が担当しましたが、東日本旅客鉄道横浜線内は5両ずつに分割する関係からDD200形が担当しました。
▲18000系初の2次車となった18112Fの次がなぜか18114Fとなった。このあいだの18113Fにトラブルがあり、落成が後ろ倒しになった可能性がある。2025年の18000系はこの18114Fが初登場となった。8000系の現存編成は8101F8106F8109F8115F8116F8118Fの6編成となっており、次に離脱する編成はどれになるのだろうか。
▲東日本旅客鉄道横浜線内では5両ずつに分割して東急電鉄長津田検車区に納車、後日に10両に組成して田園都市線の終電を待ってから鷺沼検車区まで回送することになる。

18000系は2024年10月の18112F以来のことですが、東急電鉄長津田検車区を経由しての鷺沼検車区への納車は18111F以来となります。前回の18112Fでは初めて制御装置が変更されたこともあって長津田検車区ではなく、綾瀬検車区に納車されたうえで回送されていました。今回の18114Fも2次車で製造されているものと思われ、日立製作所製のSiC素子が採用されているものと思われます。18000系では8000系をすべて置き換える全19編成を導入予定となっていますので、残るは6編成分となります。なお今回の甲種輸送では18113Fの分が飛ばされていますが、同編成に何らかのトラブルがあったのか、18113Fよりも先に18114Fが落成した形となりました。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2025年8月2日現在
《現役》  6編成(  60両)
8101F8106F8109F8115F8116F8118F
《廃車》13編成(130両)
8102F8103F8104F8105F8107F8108F8110F8111F8112F8113F8114F8117F8119F

【鷺沼検車区18000系の在籍状況】2025年8月2日現在
13編成(130両)
18101F18102F18103F18104F18105F18106F18107F18108F18109F18110F18111F18112F18114F

2025年8月2日

【まもなく開業40周年】東日本旅客鉄道E233系7000番台都ハエ117編成に埼京線開業40周年記念ヘッドマーク掲出

2024年8月1日の平日55運用(  654K列車)より、東日本旅客鉄道E233系7000番台ハエ117編成(クハE233-7017以下10両)に埼京線開業40周年記念ヘッドマークが掲出されて運用されています。デザインは2種類あり、乗り入れ先路線でも運用されます。
▲2025年9月30日に開業40周年を迎える東日本旅客鉄道埼京線。大崎(JA-08)~大宮(JA-26)間を新宿(JA-11)・十条(JA-14)・武蔵浦和(JA-21)経由で結び、大半の列車はE233系7000番台で運転され、運用番号80番代・90番代に限り東京臨海高速鉄道70-000形でも運転されている。相模鉄道との相互直通運転開始後は一部区間で12000系も同線で運転されている。

E233系7000番台の埼京線開業40周年ヘッドマークは2種類ありますので、クハE233-7017側とクハE232-7017側のヘッドマークどちらも記録をお勧めします。運転範囲は埼京線の全線のほかに、川越線大宮~川越間、東京臨海高速鉄道りんかい線全線、相模鉄道直通列車(大崎~羽沢横浜国大(SO-51)間)、相模鉄道本線・新横浜線(主に羽沢横浜国大~西谷(SO-08)~海老名(SO-18)間)で運用されており、相模鉄道と池袋(JA-12)以北の埼京線を直通する列車には必ず同系列が使用されています(12000系は池袋以南の区間が主だが、ダイヤ乱れによる代走では池袋以北を走ることがある)。ごくまれですが、相模鉄道12000系の代走に使用されることがあり、運用次第では相模鉄道本線西谷~横浜(SO-01)間に入線することがあります。今秋にはE233系7000番台と12000系の要素をうまくミックスさせたような東京臨海高速鉄道の新型車両71-000形の就役が予定されていますので、開業40周年を迎える埼京線に新たな顔が増えることになりますね。

【この形式で未掲出だった】小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形60052Fに『もころん2周年』記念ヘッドマーク

2025年7月23日より、小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形のうち、大野総合車両所を検査出場して運用復帰した60052Fに『もころん2周年』のヘッドマークが掲出されて運用されています。同形式では3号車に『子育て応援車両』を設定するとともに、『もころん』のヘッドマークを掲出して運転していますが、出場前は検査入場中とあって未掲出のままでした。
▲7月23日から『もころん2周年』記念のヘッドマークを掲出し、N21運用~N23運用に充当されているロマンスカー“MSE”60000形60052F。現在のところこの編成以外は通常の『もころん』のヘッドマークとなっている。ただし現在は60251Fが入場中のため、今後2周年仕様のヘッドマークになる可能性がありそうだ。

ロマンスカー“MSE”60000形では子育て応援車両を3号車(デハ60400形)に設定するとともに、先頭車に2種類(クハ60050・クハ60250およびクハ60150・クハ60550はデザインが異なる)の『もころん』ヘッドマークを掲出して運転していますが、このうち60052Fでは大野総合車両所に検査入場していた関係で、所定のN23N73運用がN73運用単独となり(N23運用は非連結)、同編成の復帰をもってN23運用も復活した形となっていますが、なぜか同編成だけは『もころん』ヘッドマークが未掲出となっていました。

一方の『もころん号』となっている5000形5055Fは7月22日の平日E61運用の喜多見検車区の再出庫から車内装飾が『もころん』2周年仕様となって営業運転に充当されています。この編成については『小田急アプリ』のロマンスカーページで簡易的な路線図の左側にある『もころん』のアイコンをタップして調べてください。

2025年8月1日

【利用前に情報収集を!】小田急電鉄『第79回あつぎ鮎まつり大花火大会』開催に伴う臨時ダイヤを発表

2025年8月2日に神奈川県厚木市で開催される予定の『第79回あつぎ鮎まつり大花火大会』に伴う小田急電鉄小田原線での臨時ダイヤの運転概要が7月23日に発表されています。花火大会の観客輸送の便宜を図るため、本厚木(OH34)・海老名(OH32)を中心に列車が増発され、一部の急行(臨時運転を含む)・快速急行が厚木(OH33)に臨時停車する予定です。
▲『第79回あつぎ鮎まつり大花火大会』の観客輸送で急行2本(上下1本ずつ)、各駅停車34本(上下17本ずつ)の計36本の臨時列車が運転され、上りの急行・快速急行の一部列車が厚木に臨時停車する。このため待避駅・接続駅の変更に注意。なお一部の臨時列車では相模大野(OH28)行きのあと各駅停車に種別変更する列車や定期回送列車を客扱いするものが存在する。
▲6両固定編成・8両編成・10両編成で運転される急行と、10両編成で運転される快速急行の一部は厚木に臨時停車する。厚木は上り方先頭車側にしか階段とエレベーターがないため、乗車には余裕をもっておく必要がある。

今回の臨時ダイヤにおける増発列車は昨年より少なめで本厚木・海老名付近を中心に急行が上下1本ずつ、各駅停車が上下17本ずつの合計36本の臨時列車が設定され、各駅停車は一部の定期列車の運転区間延長ないし定期回送列車を客扱いする形が多いでしょうか。臨時運転の列車や厚木の急行・快速急行臨時停車により、接続駅が変更となるので注意してください。新宿(OH01)始発の10両編成(C運用・E運用の充当)で運転される急行相模大野行き列車のうち一部列車は通常では大野総合車両所に入庫するところ、相模大野到着後にすぐに各駅停車へ種別変更し、本厚木・伊勢原(OH36)・秦野(OH39)まで延長運転します(新宿発車時での種別行先表示は急行、行先は延長運転の終着駅となるので注意)。逆に海老名・本厚木発の列車は新松田(OH41)行き・小田原(OH47)行きとなる列車もあるようです。上り列車は一部優等種別列車の厚木臨時停車や、各駅停車の一部定期回送列車の客扱いでの運転区間延長、優等種別列車の厚木臨時停車に伴う時刻繰り下げが実施されるようで、成城学園前(OH14)行き(臨時の急行のみ設定)、新百合ヶ丘(OH23)行き、町田(OH27)行きがあるようです。秦野と伊勢原の両駅を発着する臨時列車は1番ホームでの折り返しとなります。なおこの臨時ダイヤは花火大会が中止の場合でも輸送力増強の観点から運転されます。臨時ダイヤについては以下の予想となります。発着時刻や現行ダイヤの運用を参考にしております。

厚木は各ホーム上り方側(8両編成の8号車、10両編成の10号車付近)のみ階段とエレベーターがなく、改札外の自動券売機が少ないため、乗車前に余裕を持っておくほか、事前に乗車券の準備やICカードのチャージを推奨します。場合によって入場制限がかかる可能性も念のため考慮しておきましょう。

【臨時運転ダイヤ】
《下り・各駅停車》※定期列車の延長運転(急行は種別変更を兼ねる)が含まれます
6633レ(8601レ・土曜休日E34運用)
※海老名での1067レ(土曜休日A29運用)との接続待避を取りやめ、本厚木まで先着
1215レ(8603レ土曜休日E33運用)
※相模大野到着後は通常入庫のところ臨時各駅停車に変更、相模大野~秦野間延長運転
6637レ(8605レ土曜休日B24運用)
※海老名での1069レ(土曜休日A17運用)との接続待避を取りやめ、伊勢原まで先着
臨時各駅停車(8607レ土曜休日運用) 町田始発本厚木行き
※海老名で1069レ(土曜休日A17運用)との接続待避、6637レ(8605レ・土曜休日B24運用)の待避変更に伴う増発列車
6641レ(8609レ土曜休日B13運用)
※海老名での1071レ(土曜休日A12運用)との接続待避を取りやめ、本厚木まで先着
1217レ(8611レ土曜休日C19運用)
※相模大野到着後は通常入庫のところ臨時各駅停車に変更、相模大野~伊勢原間延長運転
6643レ(8613レ土曜休日B23運用)
※海老名で3063レ(土曜休日E21運用)を待避、18時09分発に変更だが、本厚木到着は定刻
6645レ(8615レ土曜休日E20運用)
※海老名での1073レ(土曜休日A32運用)との接続待避を取りやめ、伊勢原まで先着
1219レ(8617レ土曜休日E24運用)
※相模大野到着後は通常入庫のところ臨時各駅停車に変更、相模大野~本厚木間延長運転
6649レ(8619レ土曜休日B17運用)
※海老名での1075レ(土曜休日A14運用)との接続待避を取りやめ、伊勢原まで先着、本厚木~伊勢原間延長運転
1221レ(8621レ土曜休日E68運用)
※相模大野到着後は通常入庫のところ臨時各駅停車に変更、相模大野~本厚木間延長運転
臨時各駅停車(8623レ土曜休日運用) 厚2026←海2021
0611レ(土曜休日N46N66運用)から接続の形で続行運転
6671レ(8625レ土曜休日E34運用)
※所定の回9261レを新松田まで客扱いの形で延長、本厚木~新松田間延長運転
6819レ(8627レ土曜休日A12運用) 本厚木20時40分発
※所定の回9239レを本厚木から客扱いに変更、本厚木~伊勢原間延長運転、本厚木で2217レ(土曜休日05S運用)から接続
臨時各駅停車(8629レ土曜休日E33運用) 本厚木21時05分発新松田行き
※所定の回9267レを本厚木~新松田間での客扱いに変更
臨時各駅停車(8631レ土曜休日E18運用) 海老名21時09分発秦野行き
※所定の回9269レを海老名からの客扱いに変更
6685レ(8633レ土曜休日E62運用)
※所定の回9281レを本厚木~新松田間での客扱いに変更、本厚木~新松田間延長運転

《下り・急行列車》
臨時急行(8101レ・土曜休日運用) 小2107←厚2025
0611レ(土曜休日N46N66運用)続行で運転、開成(OH42)~小田原(OH47)間無停車か?

《上り・各駅停車》※定期列車の延長運転が含まれます
臨時各駅停車(8600レ・土曜休日運用) 新松田発海老名行き
3072レ(土曜休日C14運用)の続行で運転、海老名まで先着
6648レ(8602レ土曜休日B15運用)
※所定の回9242レを客扱いに変更、伊勢原~本厚木間延長運転
6654レ(8604レ土曜休日B24運用)
※所定の回9246レを客扱いに変更、伊勢原~本厚木間延長運転
臨時各駅停車(8606レ土曜休日E33運用) 秦野17時53分発本厚木行き
※所定の1215レを延長した8603レの折り返し、伊勢原で3076レ(土曜休日E19運用)を待避
臨時各駅停車(8608レ土曜休日C19運用) 伊勢原18時21分発海老名行き
※所定の1217レを延長した8611レの折り返し
臨時各駅停車(8610レ土曜休日運用) 秦野18時19分発本厚木行き
※本厚木で同駅始発の6658レ(土曜休日E62運用)に乗継可能
6660レ(8612レ土曜休日E20運用) 伊勢原18時41分発
※所定の回9254レを客扱いの形で延長、伊勢原~本厚木間延長運転
6662レ(8614レ土曜休日B17運用) 伊勢原18時50分発
※所定の6649レを延長した8619レの折り返し、本厚木・厚木発を繰り下げ、伊勢原~本厚木間延長運転
臨時各駅停車(8616レ土曜休日運用) 厚2010→海2014
6676レ(土曜休日B27運用)の直前で運転
臨時各駅停車(8618レ土曜休日運用) 本厚木20時29分発新百合ヶ丘(OH23)行き
※本厚木で1086レ(土曜休日A14運用)から接続を受け続行で運転
6682レ(8620レ土曜休日E68運用)
※本厚木で接続を受ける3090レ(土曜休日E17運用)の厚木臨時停車に伴う時刻繰り下げ運転、相武台前(OH30)で0772レ(土曜休日N75運用)の通過待避に変更
6804レ(8622レ土曜休日A15運用)
※所定の回9274レで海老名検車区入庫のところ客扱いに変更し、本厚木~町田間延長運転
臨時各駅停車(8624レ土曜休日運用) 本厚木20時49分発町田行き
2236レ(土曜休日C17運用)の後続で運転、相武台前で3092レ(土曜休日E28運用)を待避
臨時各駅停車(8626レ土曜休日運用) 本厚木21時21分発新宿行き
※本厚木で0794レ(土曜休日N42N62運用)から接続で発車、所定の6690レ(土曜休日B24運用)の発車時刻を大きく繰り上げたような列車
臨時各駅停車(8628レ土曜休日運用) 本厚木21時24分発新百合ヶ丘行き
※海老名で1090レ(土曜休日A16運用)を接続待避
6692レ(8630レ土曜休日B25運用)
※所定の6692レの時刻繰り上げおよび優等種別列車の厚木臨時停車に伴う運転変更
臨時各駅停車(8632レ土曜休日B15運用) 本厚木21時46分発新百合ヶ丘行き
※本厚木で1092レ(土曜休日A29運用)から接続を受け続行で運転

《上り・急行列車》
臨時急行(8100レ土曜休日B14運用) 厚2021→成2106
※所定の回9268レを客扱いに変更、到着後は喜多見検車区入庫

【厚木に臨時停車する急行・快速急行】※すべて上り列車です
内訳…快速急行5本・急行(臨時急行含む)7本
※快速急行と厚木20時47分発は10両、臨時急行は8両、急行は6両で運転。停止位置に注意
3086レ(土曜休日E26運用) 厚木19時56分発
1084レ(土曜休日A32運用) 厚木20時07分発
3088レ(土曜休日E70運用) 厚木20時16分発
8100レ(土曜休日B14運用) 厚木20時22分発
1086レ(土曜休日A14運用) 厚木20時28分発
3090レ(土曜休日E17運用) 厚木20時36分発
2270レ(土曜休日C17運用) 厚木20時47分発
3092レ(土曜休日E28運用) 厚木20時56分発
1088レ(土曜休日A20運用) 厚木21時07分発
3094レ(土曜休日E29運用) 厚木21時17分発
1090レ(土曜休日A16運用) 厚木21時28分発
1092レ(土曜休日A29運用) 厚木21時44分発

【車両は当日のお楽しみ?】小田急電鉄海老名検車区で『小田急通勤車両図鑑 ー3ー 3000形撮影会』を開催へ

2025年7月31日より、小田急電鉄の子会社である小田急トラベルより、同年9月13日開催予定の『小田急通勤車両図鑑 -3- 3000形就役30周年記念撮影会』に伴うツアーが発売されています。海老名検車区東側で3000形を使用して撮影会が行われます。使用車両は6両固定編成で予備留置の編成か土曜休日A11運用(6802レ)の充当編成が使用されるものと思われます。
▲3000形1次車(写真は3251F)は4編成が在籍。ワイドドアで車端部の座席は2人掛け、側面部は小型のLED式種別行先案内表示器(当初は3色LED式だったが、フルカラーLED式に換装済みだ。8000形4両固定編成と連結して運用されることがある。
▲3000形2次車(写真は3258F3262F)は8編成が在籍。1次車から大幅に仕様が変更され、3259F以降の旧川崎重工業兵庫工場製造編成からは側面部の種別行先案内表示器が大型化された。
▲3000形3次車(写真はリニューアル更新工事施工前の3263F)は6両固定編成では4編成が在籍。リニューアルは完了しているが、1編成には防音カバーの試験が行われていた。この3次車から付随車も登場した。
▲3000形4次車(写真はリニューアル更新工事施工後の3267F)は6両固定編成では2編成が在籍。リニューアルは完了しているが、この4次車からは車内案内表示器がLCD式(当時は15インチ、千鳥配置)に変更された。
▲3000形5次車(写真はリニューアル更新工事施工前の3270F・リニューアル後の3272F)は6両固定編成では4編成が在籍。リニューアルは完了しているが、この5次車では車内案内表示器がLCD式で全ドア上配置に変更された。
▲3000形6次車(写真は3275F)は6両固定編成では3編成が在籍。このうち1編成(3275F)はリニューアルが延期されており、まだまだリニューアル前の姿での活躍が期待できる。
▲3000形7次車(写真は3276F)は当初は6両固定編成が4編成製造されたが、そのうち2編成は10両固定編成となり、6両固定編成で残るのは2編成のみ。種別行先案内表示器はフルカラーLED式が採用された。
▲3000形8次車(写真は元3282F3093F)は当初は6両固定編成が3編成製造されたが、すべて10両固定編成となり、6両固定編成は8次車以降では存在しない(9次車は7次車の一部と8次車の10両固定編成改造に伴う中間増備車)。

3000形6両固定編成は当初は32編成(192両)が製造されましたが、7次車の2編成と8次車では現在の3号車と8号車(元4号車)の中間に9次車の4両ずつを増結した10両固定編成に改造されており、現在は27編成(162両)の在籍で、3次車以降の10編成(60両、3次車~5次車は全編成)のリニューアル更新工事が完了しています。様々な種類の3000形がいますので、単独撮影会を開催した1000形や2000形とは異なり、3000形は細かいところで仕様が異なるので、撮影会に参加する甲斐が大いにあると個人的に思っています。しかもリニューアル前の6次車・7次車だとなおいいですよね。リニューアル車でも旅客用扉の交換の有無があったりしますので、その違いにも注目してほしいと思います。海老名検車区の予備編成か、土曜休日A11運用(6802レのみ)の充当編成の可能性がありますので、撮影会当日までどの次車のどの編成が使用されるのかわからないのも面白いところですね。