2020年1月26日

【新天地へ】東武鉄道30000系31606F+31406F、森林公園検修区(東上線)に転属へ

2019年5月中旬より東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)系統の営業運転から離脱している東武鉄道30000系31606F+31406Fですが、7月頃から休車状態となり、そのあと東上線系統(すなわち森林公園検修区)への転属に向けた工事が進められました。その改造工事が完了し2020年1月23日に森林公園検修区に向けて回送されました。▲主力車両の50000・50050系に混ざり、わずか2編成のみと伊勢崎線系統に残っていた30000系のうち31606F+31406Fが連結器の撤去など10両固定編成化工事を受け東上線系統に正式に転属。森林公園検修区に転配されるようだ。その代わり南栗橋車両管区には50000系51008Fが森林公園検修区からやってきているため、51008Fの動きが気になるところだ。
▲南栗橋車両管区にやってきた50000系51008F。東上線では池袋(TJ-01)発着系統が主体で運用されていたが、同編成は車体幅が東京地下鉄に直通する50番台・70番台編成と同じ仕様で製造されており、伊勢崎線系統に転用することが可能だろうと判断したか。

この編成は南栗橋車両管区に50000・50050系が18編成配置されて以降はわずか2編成のみが残る30000系のうちの1編成として、自社線だけでなく乗り入れ先の東京地下鉄半蔵門線や東京急行電鉄田園都市線でも運用されていました。中間に入らない両先頭車のクハ31606とクハ34406は2段式の電気連結器が撤去されているほか、中間に入るクハ36606とクハ31406はスカートが撤去され、サハへ変更されました。このためATS装置や女性専用車ステッカーも東上線仕様になりました。今回の31606F+31406Fの転属により森林公園検修区の30000系は今回で14編成目となります。