2020年1月26日

【塗装変更はなし】相模鉄道10000系10701Fが制御装置を更新し長野総合車両センターを出場

2019年10月1日から4日にかけて東日本旅客鉄道長野総合車両センターに甲種輸送され入場していた相模鉄道10000系10701F(10両固定編成)が出場し、2020年1月20日から22日にかけて、かしわ台車両センターまでの甲種輸送が行われました。長野総合車両センターから途中の新鶴見信号場までEH200形23号機がけん引を担当しました。
▲相模鉄道の『E231系』こと10000系の10701Fが長野総合車両センターから戻ってきた。電動車の機器が新しくなっているため、制御装置の更新工事をしたようである。この編成はE231系0番台・500番台の制御装置更新編成と同じVVVFインバータ制御装置を搭載したのだろう。

今回甲種輸送された10000系10701Fは2001年度に登場して約20年が経過しているために、E231系0番台の制御装置更新編成や500番台(山手線仕様の東トウ506編成の転用改造入場により未更新編成は事実上消滅したため、便宜上は500番台全編成の扱いとします)と同様に制御装置の更新工事が施工されました。今後は残る編成にも施工されるものとみられますが、10両固定編成の制御装置更新工事を優先してから8両固定編成の制御装置更新工事に着手するのでしょうか。こうなると次の10702Fの動向が気になりますね。

【現在の10000系在籍状況】
10両固定編成/3編成…10701F・10702F・10708F
8両固定編成/5編成10703F・10704F・10705F・10706F・10707F