2020年1月25日

【ひっそり消え】東日本旅客鉄道山手線のE231系500番台東トウ506編成が転用改造のため入場へ

2003年から東日本旅客鉄道山手線で約17年間にわたって活躍したE231系500番台東トウ506編成(クハE231-506+サハE231-4606+モハE231-516+モハE230-516+サハE231-606+モハE231-517+モハE230-517+サハE231-506+モハE231-518+モハE230-518+クハE230-506)が2020年1月20日の平日00G運用をもって同路線での営業運転を終了しました。
▲約17年間にわたり東京近郊周辺を周回し続けたE231系500番台、ついに山手線から撤退。最後まで残った東トウ506編成は10号車のサハE231-4606を抜き取り、三鷹車両センターに転属して八ミツA506編成となる予定だ。
▲E235系0番台はラストナンバーの東トウ50編成(クハE235-50以下)に、E231系500番台元東トウ501編成のサハE231-4601から改造のサハE235-4601が新たに組み込まれており、11両編成に組成されている。いよいよ営業運転に入りそうだ。

この編成は1月10日の1753G列車(平日53G運用)から2種類のデザインのヘッドマークを掲出し10日間運転されたことになります。そして24日にはヘッドマークや車内広告、ドアステッカーを撤去して東京総合車両センター西エリアに入場しました。これで山手線仕様のE231系500番台とその制御装置未更新車の消滅、そして窓の配置が異なる10号車のサハE231形4600番台の形式消滅となりました(サハE231形4600番台は2両の組み込みであった6扉車のサハE230形500番台を置き換えるためにサハE231形600番台とともに2011年に登場したため、最長でもたった8年のみ)。サハE231-4606を除く10両は『八ミツA506編成』となり、中央・総武線各駅停車でE231系0番台とほぼ共通で運用される予定です。中央・総武線では輸送形態の変化により、出入庫を兼ねた三鷹(JB-01)以西での運用や早朝深夜の御茶ノ水(JB-18)発着の列車が取りやめになりますし…。