2019年10月16日より、小田急電鉄4000形ラストナンバーの4066Fが喜多見検車区出庫の平日C12運用(2200レ:成0601→柏0717)に充当され、同編成が初めて東京地下鉄千代田線および東日本旅客鉄道常磐緩行線直通での運用を開始しました。
▲2017年3月の営業運転開始から約2年7ヶ月が経ち、ついに4000形4066Fの千代田線直通運用が解禁された。いきなり初日から千代田線だけでなく常磐緩行線方面にも進出した。
4000形4066Fは2016年12月に総合車両製作所横浜事業所で製造され、当時の既存車両との違いとして5号車転落防止幌付近の誘導無線アンテナの有無、車椅子兼ベビーカースペースの追加設置、運転台のグラスコックピット化が特徴的で、運用開始直後から『千代田線入線禁止』のラベルが貼り付けられ、千代田線には入線できませんでした。初日は平日C12運用→平日C17運用、2日目の17日は平日C18運用、そして3日目の18日は平日C19運用(6013レ:大0901←綾0720)に入りました。最初この情報を耳にしたときは正直疑いましたが、18日に平日C19運用で初めて目撃し、本当に直通運用に入ったことを実感しました。今後4066FはまれにE運用(地上運用)にも充当されつつ、本格的にC運用(直通運用)にも入っていくことでしょうね。