2026年10月5日

【1000形+3000形が完全消滅】小田急電鉄3000形3276F(日本車両製造7次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事施工で入場か

2026年9月29日の1273レ(平日E69運用)をもって小田急電鉄喜多見検車区入庫後に解放され、30日に単独で大野総合車両所に回送されて留置された3000形3276F(日本車両製造7次車・6両固定編成)ですが、10月3日時点でインペリアルブルーの帯の一部が撤去され、リニューアル更新工事の準備が進められているものと思われます。

▲ついにリニューアル更新工事施工に向けた動きを見せた3000形3276F。同編成は最後まで1000形4両固定編成の1057Fと連結して10両で運用されていた。2014年から見られた1000形リニューアル車両の4両固定編成とリニューアル更新工事施行前の3000形3次車以降の6両固定編成との10両組成は約12年で見納めとなった。
▲3000形3次車以降では6両固定編成のみに搭載されていた2段式連結器が見納めに。一時期は8000形4両固定編成と3000形3次車以降の6両固定編成が試運転で組んだことはあったが、実際に定期営業運転で実現することはほぼなかった。1次車・2次車では8000形4両固定編成との連結の可能性を残しているため、撤去されていない。

この編成では3000形6両固定編成の3次車以降で最後の電気連結器搭載編成で非リニューアル車両でしたので、6両固定編成はこの3276Fの入場の動きをもってすべてリニューアル車両となることが見込まれており、2段式電気連結器が消滅、前照灯・尾灯の更新と三菱電機製SiC素子への更新が予定されていますので、3次車以降の6両固定編成での三菱電機製IGBT素子(一部では全密閉モーター仕様)、登場当時からの前照灯・尾灯も完全消滅となります。おそらくリニューアル内容としては3275F・3277Fと同じ仕様になることでしょう。部品確保を兼ねて旅客用扉の交換や3号車の子育て応援車両のステッカー類更新なども予想されます。この動きをもって1000形4両固定編成(1057F・1067F・1069F)と3000形3次車以降6両固定編成との連結も約12年で見納めとなりました。

ペアを解消した1057Fは実際に1067F・1069Fのどちらかが“ブツ8”で使用できないときに担当することがあり、実際に1069Fの代役で1057F+1067Fで運用されているようです。1000形4両固定編成が2本“ブツ8”で使用している状況で1本予備となることから、車両形式の運用上は小田急箱根鉄道専任区間(ワンマン運転実施中)の代役として充てることもできます(ただし車掌乗務が必要)。しかしながら5000形8両固定編成が導入されると1000形4両固定編成の使用用途がどう変わるのか気になります。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2026年10月4日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F・3264F・3267F
《2024年度》3編成(18両)
3269F・3271F・3272F
《2025年度》3編成(18両)
3270F・3273F・3274F
《2026年度》1編成(  6両)
3277F
《現在入場中》1編成(  6両) ※3275Fは検査入場待ち、3276Fは入場中扱い
3275F・3276F