2016年8月5日

東日本旅客鉄道485系で最後の国鉄特急色をまとう仙センA-1+A-2編成が廃車回送される

東日本旅客鉄道の485系電車で最後まで国鉄特急色をまと仙センA-1+A-2編成が2016年8月3日に所属先の仙台車両センターから東北本線を南下し、郡山総合車両センターへ回送されました。

▲日本で最後となった国鉄特急色の485系、ついに帰らぬ旅へ・・・。

今回の回送は廃車解体のためと思われ、最盛期には日本各地で活躍した485系の一般車両のみで組成された編成は同編成の廃車をもって消滅となりました。2006年に当時の青森車両センター(現在は盛岡車両センター青森派出所)から仙台車両センターに転属し、当時の『あかべぇ』塗装で磐越西線の『あいづライナー』を中心に運用され、2011年6月の検査で『あかべぇ』から国鉄特急色に変更されてから約5年間、東北地方の団体専用や臨時快速列車のほか、関東圏でも『かつうらビッグひなまつり号』など(『あかべぇ』塗装時代)で運用されてきました。運用離脱直前には団体専用列車ながらも関東圏最後の走行を果たし、2016年6月18日・19日でラストランとなりました。その後は仙台車両センター構内に留置され、今回の帰らぬ旅となりました。

私にとっては『あかべぇ』塗装時代にはまったく撮影できず、5月8日の磐越西線の臨時快速『春の会津ふるさと号』が最初で最後の出会いでした(ただし同系列のジョイフルトレインは意外にも遭遇しています)。

~485系仙センA-1+A-2編成、最高の最後の思い出をありがとう~