2016年8月2日

小田急電鉄1000形1095F(元1056F+元1256F)が営業運転に入る

2016年8月2日の平日E34運用(6800レ1040レ)より、小田急電鉄1000形でリニューアル改造および10両固定編成化改造された1095F(元1056F+元1256F)が営業運転に入りました。同編成は7月14日以降に不定期で性能確認の試運転を海老名(OH32)~小田原(OH47)で各3往復ずつ行っていました。10両固定編成に改造されたリニューアル車は今回が初めてのこととなります。

▲元1056F+元1256Fから改造の『1095F』がついに始動。一方の元1252Fは『新1096F』の一部に。

1095Fは従来の10両固定編成(1091F~1094F)の続番ですが、製造先が小田原寄り6両(クハ1495+デハ1445+サハ1395+デハ1345+デハ1245+サハ1295)と新宿(OH01)寄りの4両(サハ1195+デハ1145+デハ1045+クハ1095)で異なっています。前者は元1256Fとして日本車両豊川製作所、後者は元1056Fとして川崎重工業兵庫工場で製造されたものです。元先頭車(元クハ1256・元クハ1156)にあたる6号車と7号車(サハ1295・サハ1195)には名残として車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されているほか、一部で戸袋がない箇所があり、中間車化された部分に3000形や4000形と同じ構体が取り付けられています。また大野総合車両所では元1252Fから改造された『新1096F』の一部と思われる車両(クハ1496+デハ1446+サハ1396)が姿を現しており、車窓から確認できるかもしれません。