2016年8月27日

『東京総合車両センター一般公開』参加報告

本日8月27日は東京都品川区にある東日本旅客鉄道東京総合車両センターの一般公開に行ってまいりましたのでご報告いたします。自身の一般公開の訪問は2年連続です。

昨年は209系1000番台東マト81編成、209系2000・2100番台千マリC604編成、E231系0番台東マト133編成、E233系8000番台横ナハN1編成のほかに営業運転開始前のE235系東トウ01編成が展示されて大きな注目を集めましたが、今年はE233系0番台・3000番台・5000番台・6000番台が中心です。

エントランス付近ではなんと東京臨海高速鉄道のマスコットキャラクター『りんかる』(左側)と『Suicaペンギン』(右側)が出迎えてくれました。

『りんかる』はイベント開催中も子どもたちに大人気でした。

『りんかる』たちだけでなくエントランスすぐの209系900番台の『クハ209-901』(表記上は『クハ901-1』)も来場者たちをお出迎えです。

今回東京総合車両センター内で入場中の一部車両は以下の通りとなります。
E217系横クラY-12編成(クハE217-12以下11両)
E231系0番台八ミツB33編成(クハE231-33以下10両) ※走行機器更新工事
E231系500番台東トウ501編成(クハE231-501以下11両)
E231系1000番台宮ヤマU537編成(クハE231-6037以下10両) ※走行機器更新工事
E233系1000番台宮サイ169編成(クハE233-1069以下10両)

まずはポツリと置かれたE231系1000番台の中間車両。これは宮ヤマU537編成の7号車にあたるモハE230-1056を使用して車体上げ下げ実演が行われました。今回は入場中の車両や展示車両などを中心に紹介したいと思います。

こちらはE233系3000番台横コツE-55編成(クハE233-3505以下5両)。車掌体験車両に使用されました。列車番号はなぜか『7777Y』となっていますね。

反対側にまわってこの編成の行先表示をよく見ると、まさかの『快速アクティー 黒磯』となっています。定期列車では一切存在しません。現在のダイヤでは快速アクティーとして運転される列車の北端は宇都宮となります。

先頭車を含めた4両で置かれていたのはE231系500番台東トウ501編成。写真手前からクハE230-501+モハE230-503+モハE231-503+サハE231-501のようです。

もう少し進んだところにはE231系1000番台宮ヤマU537編成のうちの3両。クハE231-6037+サハE231-1109+モハE231-1056のようです。その3両の隣にはクハE230-8037+モハE230-3537+モハE231-1537の3両を確認しました。

そしてメインの展示車両です。今回は写真左側から

E233系6000番台横クラH017編成(クハE233-6017以下8両、元駅スタンプ:淵野辺[JH-25])
E233系5000番台千ケヨ511編成(クハE233-5011以下10両)
E233系3000番台宮ヤマU232編成(クハE233-3532以下5両、元高タカD16編成)
E233系0番台八トタH44編成(クハE233-44以下6両) ※1号車~6号車のみの理由は後述

となっております。E233系は現在ほぼすべての区分番台が東京総合車両センターで検査を受けており、最近では6000番台や7000番台(宮ハエ)でも検査入場が開始されました。

E233系0番台は今年12月26日に就役10周年を迎えます。数年後にはグリーン車2両(サロE232形0番台・サロE233形0番台)を連結することが予定されています。

E233系3000番台はトップナンバー(横コツE-51編成+横コツE-01編成)の就役から8年が経ちます。当初は少数派だった同系列3000番台ですが、現在はトータルで10両33編成、5両37編成が在籍、E231系1000番台とともに上野東京ラインなどの主力車両に。

E233系5000番台は検査入場を兼ねて千ケヨ511編成が使用されました。就役から6年、かつて在籍していたE331系に代わってこの5000番台が増備され、209系500番台千ケヨ34編成(クハ209-517以下10両)を残してすべてこの車両に置き換えました。

E233系6000番台は私が以前横浜線内で試運転を見守った、横クラH017編成が使用されました。就役当初から1年間ほどは乗務員室扉の横には駅スタンプの淵野辺のものが掲出されていました。

特に私が気になったのは5000番台と6000番台の並び。4種類のE233系の並びを収めようと、多くの来場者でにぎわいました。

こちらは運転台撮影に使用されたE231系0番台八ミツB33編成の1号車となる『クハE231-33』。スカートのない姿に違和感を感じました。列車番号表示はイベント開催時の日付にかけて『827B』ですが、行先案内表示が『中央線』『中央特快 高尾(JC-24)』という・・・。

車両試乗会に使用されたのはE233系0番台八トタH44編成の7号車~10号車(クハE233-502以下4両)。本来は相模線の205系500番台が使用される予定でしたが、都合がつかず八トタH44編成の後4両が代替で使用されました。行先は『通勤特快 豊田(JC-21)』。確か通勤特別快速は豊田を通過するはずですよね?(八王子[JC-22]の次は立川[JC-19])。

なお撮影はしませんでしたが、車体洗浄体験にE231系500番台(東トウ)、E235系東トウ01編成が使用されました。私は約2時間15分ほどの滞在でしたが、かなり充実したイベントとなりました。本日はこのようなイベントを開催してくださった東日本旅客鉄道に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※8月20日から東日本旅客鉄道山手線目黒(JY-22)での駅ナンバリング開始に伴い、駅ナンバリング導入駅に駅番号を付加していく予定です。