2026年9月2日、西武鉄道と日立製作所が池袋線系統と新宿線系統で運用されている20000系の全16編成144両について、同系列の製造先である山口県下松市の日立製作所笠戸事業所にてリニューアル更新工事を実施し、2028年より順次運転を開始することを発表しました。
▲西武鉄道池袋線系統・新宿線系統で活躍する20000系(写真は20105F)。在籍する全編成で日立製作所笠戸事業所に里帰りさせ、リニューアル更新工事を行うことが決まった。小手指車両基地から日立製作所笠戸事業所までは長旅となりそう。最初のリニューアル更新工事の施工はどの編成になるのだろうか。
20000系は1999年度に20101F・20151Fが製造され、2005年度までの20108F・20158Fまで増備が行われ、2000年の就役から約26年が経過していますが、10両固定編成が8本、8両固定編成が8本の全16編成(144両)が現役となっています。今回のリニューアルでは床材を木目調としたうえで、座席モケットを濃い青色、優先席を橙色として、30000系のような内装にリニューアルします。また一部車端部の座席を撤去して車椅子やベビーカーなど利用できるフリースペースを全車両に設けるほか、袖仕切り板のない4次車までの編成については、袖仕切り板の設置改造も併せて行われるものと思われます。なお全編成の種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新済みのため、種別行先案内表示器はそのまま活用されるでしょう。なお制御装置については言及がありませんでしたが、SiC素子などに更新される可能性はありそうです。私はかつて西武鉄道新宿線を1年間ほど使った身として、20000系のリニューアルには驚きましたね。