2025年12月7日

【最後の帰らぬ旅への自走】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fが喜多見検車区から大野総合車両所へ自走回送される

2025年12月5日終電後、小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fが2023年12月の完全引退から約2年間留置されていた喜多見検車区から、大野総合車両所へ自走回送されました。同形式の自走シーンは2023年12月以来約2年ぶりとなりますが、この自走回送自体は50001Fにとっては廃車解体処分を兼ねた最後の自走となる可能性が高いです
▲2026年3月からロマンスカーミュージアムに展示される予定のロマンスカー“VSE”50000形50001F。このうちデハ50001の展示に向けた動きの前に、撮影会が行われた。8日以降からは展示に向けた作業が開始される見込みで、デハ50001とその連接台車を残して廃車解体処分となる可能性が高い。

2022年3月に定期営業運転を終了し、2023年12月に特別団体専用列車を含むすべての運用が終了したあと、50001F50002Fともに喜多見検車区に留置されていましたので、小田原線を自走するのはラストランイベントで成城学園前(OH14)まで走行(喜多見検車区に入庫)して以来で約2年ぶりとなります。なお引退時の装飾はそのまま撤去されずに残されていました。大野総合車両所構内では廃車解体処分される予定の車両(8000形など)が最期を迎える89番構内留置線に留置され、深夜の撮影会はそのまま行われました。6日・7日には日中時間帯にも撮影会が行われました(これらは抽選販売)。50001Fにとっては最後の編成姿での撮影会になる可能性が高く、そのあと来年3月のロマンスカーミュージアム納車に向けた動きが見込まれるため、8日以降は車両の解体作業が進められていくものと思われます。

小田急電鉄のロマンスカー車両では最後の連接台車を搭載しておりましたので、デハ50001以外の車両を解体するのに何両ずつ分けて陸送していくのかや、50002Fの廃車解体処分をどう進めていくのかも含めて動きが注目されます。

2025年12月6日

【定期は設定なし】小田急電鉄江ノ島線で藤沢(OE13)始発大和(OE05)行きが運転される

2025年12月3日の16時38分頃に小田急電鉄江ノ島線鶴間(OE04)にて発生した人身事故の影響から、相模大野(OH28)~大和(OE05)間で運転を見合わせたため、大和~藤沢(OE13)間で折り返し運転を実施したため、通常の定期列車では存在しない、江ノ島線藤沢発大和行きとして運転されました。
▲江ノ島線の各駅停車は初電車・終電車の間際に藤沢を跨ぐ片瀬江ノ島(OE16)発着列車が、終電車には相模大野方面から大和行きがあるが、それ以外は基本的にすべて藤沢発着として運転されていて、長後(OE08)行きなどは定期で存在していない。もともと藤沢で系統が分断される前はほとんどが片瀬江ノ島発着で運転されていたからである。

江ノ島線では朝夕に急行(平日上りは小田原線内快速急行)、それ以外は快速急行が運転されていますので、各駅停車全区間で設定されており、初電車・終電車の間際に藤沢を跨いで運転される片瀬江ノ島発着列車や終電車に相模大野始発大和行きがある以外は小田原線内発着駅(町田(OH27)・相模大野(OH28))~藤沢間・藤沢~片瀬江ノ島間の運転が基本となっており、大半の片瀬江ノ島発着列車が藤沢発着に分断された形になっており、その名残からかは不明ですが、藤沢以外の途中駅止まり(例…長後(OE08)行き)の江ノ島線列車の設定はありません。そのため今回のように鶴間や南林間(OE03)など江ノ島線のどこかで人身事故などが発生して運転を見合わせると、藤沢始発大和行きが設定されることがよくあります。江ノ島線の快速急行は小田原線内発着になっていたことから、大和以南に閉じ込められていた3000形や8000形が使用されたようです。

【18113Fは最後に】東京地下鉄18000系18119Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2025年12月4日より、日立製作所笠戸事業所で製造・落成した東京地下鉄18000系18119Fの甲種輸送が東急電鉄長津田検車区まで実施されています(長津田検車区から鷺沼検車区までは東急電鉄9000系)。牽引は日本貨物鉄道EF210形129号機(同機だけでは実に3回目の担当)で、東日本旅客鉄道横浜線内は5両ずつに分割する関係からDD200形が担当する見込みです。
▲18000系は18119Fが出場したことで残るは出場が遅れた18113Fだけとなった。8000系の現存編成は8109F8116Fのみでどちらが離脱となるのか。
▲8000系の残存編成は8109F8116F。最後まで残った編成が注目されそうだ。

18000系は残すは何らかのトラブルで出場が遅れた18113Fを残しており、8000系の動きが注目されます。なお12月5日には新製された18118Fの性能確認試運転が実施されたようです。年内までに18000系のすべての編成が出揃うのか注目されます。8000系についても7000系などのようにサイレント引退となってしまうかもしれません。いよいよ8000系の置き換えが終盤に突入し、営団地下鉄時代から続いていた6000系・7000系・8000系に継承されていた窓がない貫通扉のデザインが消滅することになります。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2025年12月5日現在
《現役》  2編成(  20両)
8109F8116F
《保存》  1編成(  10両)
8101F
《廃車》16編成(160両)
8102F8103F8104F8105F8106F8107F8108F8110F8111F8112F8113F8114F8115F8117F8118F8119F

【鷺沼検車区18000系の在籍状況】2025年12月5日現在
18編成(180両)
18101F18102F18103F18104F18105F18106F18107F18108F18109F18110F18111F18112F18114F18115F18116F18117F18118F18119F

2025年12月5日

【早々復帰】小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)が定期営業運転に復帰

2025年12月1日と2日に小田急電鉄小田原線でリニューアル更新工事完了と重要部検査出場に伴う試運転を実施していた3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)が同年12月4日の5121レ(平日A26運用)から営業運転に復帰しました。
▲3000形6次車で初のリニューアル更新工事を施工された3274F。この編成が出場する前に3273Fが来年度分扱いかは不明だがすでにリニューアル更新工事施工のため入場しており、2025年度施工分は3270F3274Fの2編成が揃った。
▲2025年度施工分の3000形3270F。毎年度最初に施工される編成は旅客用扉の交換が定番となっているが、3274Fは2編成目の施工となっているため交換は省略されている。

3000形6両固定編成のリニューアル更新工事は6次車に及び、11編成目となりました。これまでは平日A12運用から営業運転に復帰することが多かったのですが、今回は大野総合車両所を出庫する運用から営業運転に充当され、いきなり小田原線の運用にも入りました。3次車から5次車までの施工が完了し、残るは6次車の3275F、7次車の3276F3277Fのみです。来年度は3273Fは確実で旅客用扉の交換が実施されることになりますが、この次は検査期限などを考えると7次車のどれかになるのでしょうか。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年12月5日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》3編成(18両)
3269F3272F3272F
《2025年度》2編成(12両)
3270F3274F
《現在入場中》1編成(  6両) ※3273Fは検査入場中
3273F
《現在未施工》3編成(18両)
3275F3276F3277F

2025年12月3日

【年内復帰確実】小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)、検査出場でまもなく運用復帰へ

2025年6月11日から小田急電鉄大野総合車両所にリニューアル更新工事と重要部検査施工のために入場していた3000形3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)が同年12月1日に出場、1日と2日に小田原線内で試運転を実施しました。まもなく運用復帰するものと思われます。
▲3000形6次車で初のリニューアル更新工事を施工された3274F。この編成が出場する前に3273Fが来年度分扱いかは不明だがすでにリニューアル更新工事施工のため入場しており、2025年度施工分は3270F3274Fの2編成が揃った。
▲2025年度施工分の3000形3270F。毎年度最初に施工される編成は旅客用扉の交換が定番となっているが、3274Fは2編成目の施工となっているため交換は省略されている。

3000形6両固定編成のリニューアル更新工事は6次車に及び、11編成目となりました。3次車から5次車まではすべての編成への施工が完了し、残るは6次車の3275F、7次車の3276F3277Fとなっています。このうち3色LED式を維持しているのは3275Fだけであり、同編成がリニューアル更新工事を施工されると、6両固定編成から種別行先案内表示器の3色LED式が完全消滅することになります。来年度は3273Fは確実で、旅客用扉の交換が実施されることになりますが、この次は検査期限などを考えると7次車のどれかになるのでしょう。ちなみに1000形1057Fと連結しているのは3000形3276Fですから、1000形との解放のタイミングや、入場時期が注目されることになりそうです。また3000形の8両固定編成では4次車以降で種別行先案内表示器の更新が進められており、確認できた時点では3654F3656Fで種別行先案内表示器がフルカラーLED式に換装されました。そうなると8両固定編成から10次車を組み込み10両固定編成に改造された編成で3色LED式と混在する3083F以降の編成への施工が期待されています。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年12月2日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》3編成(18両)
3269F3272F3272F
《2025年度》2編成(12両)
3270F3274F
《現在入場中》1編成(  6両) ※3273Fは検査入場中
3273F
《現在未施工》3編成(18両)
3275F3276F3277F

2025年12月2日

【次はまさかの】小田急電鉄1000形1063F(4両固定編成)、バーミリオンはこね(『アレグラ』)塗装に変更へ

2025年11月下旬ころから運用を離脱している小田急箱根鉄道(平坦区間)専任の小田急電鉄1000形1063F(4両固定編成)ですが、12月2日に海老名検車区構内でインペリアルブルー帯が撤去されている様子が確認されました。この編成についても『バーミリオンはこね』塗装になるものと思われます。
▲小田急箱根鉄道専任編成の『バーミリオンはこね』塗装への変更はまさかの1000形1063Fが2番目となるようだ。ワンマン運転対応改造工事を終えて以降、塗装変更前での運用する姿は4ヶ月もないほどであった。

1000形では1066Fから順次『バーミリオンはこね』塗装への変更が行われており、この次がまさかの1063Fとなりそうです。2026年1月10日には『バーミリオンはこね』塗装の1000形を使用した撮影会ツアーなどが予定されているほか、2026年3月のダイヤ改正から平坦区間の小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間でワンマン運転を導入することとなっており、車掌が乗務しなくなる見込みです。『バーミリオンはこね』塗装の編成と車掌乗務中の姿は記録する価値がありそうです。1063Fの塗装変更に伴う運用離脱のため、1064F1065F1066Fで運用を回しているものと思われます。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2025年8月8日現在 合計98両 下線部赤色は小田急箱根鉄道専任(ワンマン運転対応)
*  4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F1063F1064F1065F1066F1067F1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成(1097Fは元8両固定編成の付随車も)改造

2025年12月1日

【3656Fと入れ替わり?】小田急電鉄3000形3654F(旧東急車輛製造4次車・8両固定編成)の種別行先案内表示器がフルカラーLEDに

2025年11月30日、小田急電鉄3000形3654F(旧東急車輛製造4次車・8両固定編成)の前面部・側面部の種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新され、同日の6210レ(土曜休日B12運用・成0455→宿0518)より営業運転に入っています。今後3色LED式で残っている3655F3657F3658Fの動向が注目されます。
▲3000形8両固定編成では3656F以来で種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新された3654F。同形式8両固定編成で3色LED式は残り3編成で、6両固定編成は次回検査時にリニューアル更新工事が控える3275Fだけとなっている。
▲種別行先案内表示器が3色LED式だった3000形3656F。同形式8両固定編成の4次車以降では初めての更新であった(6両固定編成はリニューアル更新工事施工時に換装済み)。この形式の8両固定編成では半数以上がフルカラーLED式となった。

3000形8両固定編成の種別行先案内表示器の更新は11月下旬に3656F(旧東急車輛製造4次車)に施工されて以来となります。8両固定編成の4次車以降で急速に種別行先案内表示器の更新が進みそうですね。平日・土曜休日B11運用または平日・土曜休日B26運用で喜多見検車区に入庫させたあと、平日・土曜休日B12運用ないし平日・土曜休日B27運用で出庫させない限り予備編成に回して1000形1067F+1069Fで穴埋めすれば種別行先案内表示器の更新作業が可能になるので、こういう動きが続くものと思われます。この動きで8両固定編成のフルカラーLED式の編成が3色LED式の編成を逆転しました。残る3色LED式の編成は3655F3657F3658Fだけになってしまいました。このぐらいのペースでいったら年内に更新が終わる可能性も…?

【3000形8両固定編成の種別行先案内表示器交換状況】2025年11月30日現在
《3色LED式》
3655F3657F3658F
《フルカラーLED式》
3651F3652F3653F3654F3656F

【代走もちょこちょこ】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形の2026年1月分の運用を公表(2025年3月ダイヤ改正)

2025年12月1日、小田急電鉄が2025年3月15日ダイヤ改正時点における2026年1月の展望座席を備えるロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表を公表しました。車両運用状況によっては土曜休日の固定1運用を除き“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が代走する場合があります。
▲展望席(1編成に32席)を備えるロマンスカー“GSE”70000形70051F70052F。基本的には展望席は争奪戦となるので、乗車予定日の1ヶ月前の10時からの購入を強く推奨する(展望席のみ事前予約は不可)
▲運用予定表に黒丸がない列車は“EXE”・“EXEα”30000形6両固定編成または『もころん』のヘッドマークを掲出した“MSE”60000形6両固定編成が代走で使用される。ちなみに充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”空席照会で確認できる。

両先頭車に展望席(各先頭車に16席ずつ)を備えるロマンスカーは2018年3月のダイヤ改正から就役した“GSE”70000形70051F70052Fで運用され、予定表の黒丸マーク(●)のついている列車に充当されます。公式ホームページの時刻表では『展▲』または『展G』(土曜休日のみ)と記載のある列車に充当されますが、ほとんどに三角マークがありますので、予定表の当該列車に黒丸マークがない場合は他形式で代走になると考えてください。2021年3月に展望席を備える“VSE”50000形が定期営業運転を終了して以降、2編成2運用が基本で予備はなく、土曜休日の1運用は同形式固定運用となっています。2025年4月15日からは号車に子育て応援車両(車内にもころんの刺繍入りヘッドカバー、子育て応援車両のステッカーを掲出)が設定され、平日の0006レ0727レ0736レ(平日N31運用)・0729レ(平日N32運用)、土曜休日の0006レ0321レ0318レ(土曜休日N31運用/固定運用)・0002レ0315レ0010レ0025レ(土曜休日N32運用)で適用されています。なおリニューアル対象外となった“EXE”30000形(30055F+30255F30057F+30257F)の代替で、かつ“VSE”50000形の後継の位置づけとなる新型ロマンスカー(80000形)が登場する予定となっており、現在の“GSE”70000形70051F70052Fとの共通運用が期待されそうです。

12月の代走は4日・5日のみ、1月は16日・20日・22日のみですが、時々代走運用が出ることがあります。同形式を使用する特別団体専用列車は現時点で設定がなく、平日に運転される場合はN32運用充当編成が用いられます。年末年始特別ダイヤは2025年12月30日から2026年1月2日まで土曜休日ダイヤでの運転となります(実際には1月4日まで)。日程により代走となる場合は薄い灰色で表記します。代走運用の充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます

◆ロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表◆
青色…平日 赤色…土曜休日 灰色…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転

【2025年12月】下線部は固定運用 ※12月30日以降は年末年始土曜休日ダイヤで運転
01日…平日N31運用 平日N32運用 17日…平日N31運用 平日N32運用
02日…平日N31運用 平日N32運用 18日…平日N31運用 平日N32運用
03日…平日N31運用 平日N32運用 19日…平日N31運用 平日N32運用
04日…平日N31運用 平日N32運用 20日…土休N31運用 土休N32運用
05日…平日N31運用 平日N32運用 21日…土休N31運用 土休N32運用
06日…土休N31運用 土休N32運用 22日…平日N31運用 平日N32運用
07日…土休N31運用 土休N32運用 23日…平日N31運用 平日N32運用
08日…平日N31運用 平日N32運用 24日…平日N31運用 平日N32運用
09日…平日N31運用 平日N32運用 25日…平日N31運用 平日N32運用
10日…平日N31運用 平日N32運用 26日…平日N31運用 平日N32運用
11日…平日N31運用 平日N32運用 27日…土休N31運用 土休N32運用
12日…平日N31運用 平日N32運用 28日…土休N31運用 土休N32運用
13日…土休N31運用 土休N32運用 29日…平日N31運用 平日N32運用
14日…土休N31運用 土休N32運用 30日…土休N31運用 土休N32運用
15日…平日N31運用 平日N32運用 31日…土休N31運用 土休N32運用
16日…平日N31運用 平日N32運用

【2026年1月】下線部は固定運用
01日…土休N31運用 土休N32運用 17日…土休N31運用 土休N32運用
02日…土休N31運用 土休N32運用 18日…土休N31運用 土休N32運用
03日…土休N31運用 土休N32運用 19日…平日N31運用 平日N32運用
04日…土休N31運用 土休N32運用 20日…平日N31運用 平日N32運用
05日…平日N31運用 平日N32運用 21日…平日N31運用 平日N32運用
06日…平日N31運用 平日N32運用 22日…平日N31運用 平日N32運用
07日…平日N31運用 平日N32運用 23日…平日N31運用 平日N32運用
08日…平日N31運用 平日N32運用 24日…土休N31運用 土休N32運用
09日…平日N31運用 平日N32運用 25日…土休N31運用 土休N32運用
10日…土休N31運用 土休N32運用 26日…平日N31運用 平日N32運用
11日…土休N31運用 土休N32運用 27日…平日N31運用 平日N32運用
12日…土休N31運用 土休N32運用 28日…平日N31運用 平日N32運用
13日…平日N31運用 平日N32運用 29日…平日N31運用 平日N32運用
14日…平日N31運用 平日N32運用 30日…平日N31運用 平日N32運用
15日…平日N31運用 平日N32運用 31日…土休N31運用 土休N32運用
16日…平日N31運用 平日N32運用

【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

★平日N31運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 9005レ
大野総合車両所入庫/出庫
大0612→宿0648 0992レ
小0815←宿0700 0791レ
小0826→宿0945 0790レ
湯1127←宿1000 0003レ
湯1135→宿1305 0006レ
湯1456←宿1320 0727レ
湯1513→宿1646 0736レ
湯1828←宿1700 0601レ
湯1836→宿2006 0120レ
藤2120←宿2020 0687レ
藤0000→成0000 9040レ
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…2025年12月4日・5日・2026年1月16日・20日・22日は“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転
喜多見検車区出庫
秦0000←成0000 9011レ
秦0630→宿0741 0906レ
成0000←宿0000 9027レ
喜多見検車区入庫/出庫
成0000→宿0000 9026レ
湯1737←宿1600 0729レ
湯1746→宿1926 0018レ
秦2042←宿1940 0611レ
秦0000→宿0000 9036レ
秦2301←宿2200 0621レ
秦0000→成0000 9058レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N31運用(“GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
小0000←成0000 9013レ
小0827→宿0945 0790レ
湯1121←宿1000 0709レ
湯1138→宿1305 0006レ
湯1448←宿1320 0321レ
湯1514→宿1644 0318レ
湯1836←宿1700 0601レ
湯1845→宿2010 0126レ
江2120←宿2020 0687レ
江0000→成0000 9060レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 9003レ
厚0702→宿0745 0904レ
湯0924←宿0800 0003レ
湯0933→宿1107 0002レ
湯1301←宿1120 0315レ
湯1315→宿1445 0010レ
湯1628←宿1500 0025レ
湯1636→宿1805 0022レ
江1926←宿1820 0683レ
江2003→宿2105 0504レ
藤2217←宿2120 0689レ
藤0000→成0000 9070レ
喜多見検車区入庫

☆参考資料☆ “GSE”が充当される可能性のある列車のみ抜粋
《平日上り》
大0612→宿0648 0992レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦0630→宿0741 0906レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0826→宿0945 0790レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1135→宿1305 0006レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1513→宿1646 0736レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1746→宿1926 0018レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836→宿2006 0120レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)

《平日下り》
小0815←宿0700 0791レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1127←宿1000 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1456←宿1320 0727レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1737←宿1600 0729レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1828←宿1700 0601レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2042←宿1940 0611レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
藤2120←宿2020 0687レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2301←宿2200 0621レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日上り》
厚0702→宿0745 0904レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0827→宿0945 0790レ “GSE固定運用(N31)
湯0933→宿1107 0002レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1138→宿1305 0006レ “GSE固定運用(N31)
湯1315→宿1445 0010レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1514→宿1644 0318レ “GSE固定運用(N31)
湯1636→宿1805 0022レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1845→宿2010 0126レ “GSE固定運用(N31)
江2003→宿2105 0504レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日下り》
湯0924←宿0800 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1121←宿1000 0709レ “GSE固定運用(N31)
湯1301←宿1120 0315レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1448←宿1320 0321レ “GSE固定運用(N31)
湯1628←宿1500 0025レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836←宿1700 0601レ “GSE固定運用(N31)
江1926←宿1820 0683レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
江2120←宿2020 0687レ “GSE固定運用(N31)
藤2217←宿2120 0689レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

2025年11月30日

【残り全体でも3編成に】東日本旅客鉄道E231系1000番台都ヤマU-590編成が大宮総合車両センター入場で機器更新工事か

2024年11月28日、東日本旅客鉄道小山車両センター所属のE231系1000番台基本編成で制御装置未更新で残っている都ヤマU-590編成が大宮総合車両センターに自走回送され入場しました。制御装置更新工事とホームドア対応工事のためと思われ、また1編成制御装置未更新の編成が消滅する可能性があります。
▲E231系1000番台で数少ない制御装置未更新編成の1本、都ヤマU-590編成が大宮総合車両センターに入場した。ドアエンジン以外の機器更新工事が実施され、未更新編成が減ることとなる。なおこの編成と現在更新済みだが都コツK-26編成では半導体不足の時代にドアエンジンだけ更新したことで、ドアエンジン更新で制御装置未更新の状態で注目されていた。
▲E231系1000番台で数少なくなった制御装置未更新編成の1本でもある都ヤマU-107編成が大宮総合車両センターに入場しており、こちらもドアエンジン以外での機器更新工事が実施される見込み。付属編成は衝突事故で大破した都コツS-14編成を除くと都ヤマU-111編成だけとなっている。
▲制御装置未更新で残っている3編成はこの都ヤマU-111編成都ヤマU-584編成(写真4枚目右側)・都ヤマU-586編成である。都ヤマU-111編成が大宮総合車両センターに入場する動きを見せた時点で、E231系1000番台付属編成の制御装置未更新編成は完全消滅となる。

E231系1000番台は制御装置の更新工事が進み、小山車両センター所属の初期車編成と国府津車両センター所属編成(衝突事故当該の付属1編成を除く)で完了済みで、今回入場した都ヤマU-590編成は制御装置更新など、ドアエンジン以外で制御装置更新工事やホームドア対応工事を受けるものと思われます。制御装置未更新編成は小山車両センターに所属する2006年度以降に増備された編成の一部のみで、都ヤマU-107編成都ヤマU-590編成が入場したことで、残っている制御装置未更新は都ヤマU-111編成都ヤマU-584編成都ヤマU-586編成のみとなりました。あくまで予想ですが、来年の初め頃あたりには完全消滅している可能性もゼロではありませんね。

【1両は静態保存?】東京地下鉄和光検車区新木場分室で保存の6000系6102F、クハ6102を残して廃車解体処分か

2025年11月、東京地下鉄千代田線や乗り入れ先路線の小田急電鉄小田原線・多摩線、東日本旅客鉄道常磐緩行線で2018年まで活躍し、和光検車区新木場分室に編成ごと保存されていた6000系6102F(1次車)のうち、クハ6102は東西線の深川検車区行徳分室へと陸送され、クモハ6002は側面部の車番と紋章が撤去された状態で陸送されました。
▲6000系6101Fがインドネシア譲渡となった関係で、最後まで残っていた最古参の6102Fが和光検車区新木場分室に編成ごと保存されていたが、引退から7年が経過してさらに老朽化が進んでおり、廃車解体処分となってしまうようだ。ただしクハ6102だけ深川検車区行徳分室に運ばれており、今後の動きが気になるが、どういう動きを見せるのだろうか。

6000系は2010年の16000系が登場するまでは千代田線の主力車両として活躍し、最盛期には10両固定編成が35編成、3両固定編成が1編成(ハイフン編成のみ)の全36編成353両が在籍していました。ハイフン編成は05系支線用車両とともに和光検車区新木場分室で訓練車両として活用されていました。6000系6102Fといえば6130Fとともに最後まで残っていた編成の1本で営業運転最終日に数日間限定で霞ケ関(C-08)~綾瀬(C-19)間を往復する特別運転に充当されていたことがありました。引退後は6130Fはインドネシアに譲渡、6102Fは和光検車区新木場分室で保存されていました。保存後も老朽化が進んでいたことから、クハ6102を残して廃車解体処分になるものと思われます。すなわち陸送されたクモハ6002は車番と紋章の撤去から廃車解体処分になる動きと思われます。それ以外の中間車も廃車解体処分になるでしょうか。

6000系の先頭車は制御車のイメージがあるかと思うのですが、実際にはそうではなく6101Fは双方とも制御電動車、今回廃車解体と思われる6102Fは10号車のクモハ6002が制御電動車であり、VVVFインバータ制御となった同系列でドア交換などが実施されなかった編成は制御電動車が10号車に残されており、大窓ドアへの交換などB修繕工事を施工されていた編成だけは制御電動車の電装解除が行われていただけとなっています。このため表現上は『クモハ』となるわけです。一方でクハ6102は和光検車区新木場分室から深川検車区行徳分室に移されてカバーがかけられていますので、動向が気になります。7000系や8000系とは違って、引退が7年前ですから、廃車となるのも致し方ない気がします…。