2026年2月1日

【8000系と同じルールに?】西武鉄道7000系7104F(元東急電鉄9000系9005F)が武蔵丘車両検修場を出場、姿を見せる

2026年1月30日、西武鉄道7000系のトップとして7104F(4両固定編成)が武蔵丘車両検修場を出場し、武蔵丘車両基地構内に姿を見せました。この編成の改造種車は譲渡前にスカートの取付を行った元東急電鉄9000系9005Fで、市松模様デザインが装飾されています。
▲西武鉄道7000系7104Fとなった元東急電鉄9000系9005F。種別行先案内表示器の日本語と英語が交互表示になるのは6000系(最初の2編成を除く)と変わらない。7000系でも8000系に準じた付番ルールが適用される可能性が高そうだ。
▲西武鉄道8000系は最初の編成が8103Fだが、元は小田急電鉄8000形8261Fで、番号順ではフルカラーLED式の種別行先案内表示器を搭載する形式の3番目(8252F8260F元8261F8262F8263F8265F8266F)にあたるからである。

西武鉄道7000系7104F(4両固定編成)は側面部の車番から、新宿線内基準では西武新宿(SS-01)寄り、池袋線内基準では飯能(SI-26)寄りからクハ7104+モハ7204+モハ7904+クハ7004の4両と思われます。先に譲渡された8000系と付番方法が類似しており、譲渡対象の元の編成番号をもとに番号順に付番されていくものとみられます。東急電鉄9000系の赤帯復刻編成(3編成)を除外してそれ以外の編成をすべて譲渡するものと仮定すると、譲渡数は4両15編成分(60両)となり(元東横線の11編成、大井町線生え抜きの1編成、元2000系の3編成)、武蔵丘車両基地に所属する4000系(全12編成)よりも3編成多い譲渡となりそうです。ただし4000系は7000系の登場前(譲渡前)に2編成が廃車となっていますので、その分は残存する新101系の置き換えに充てられそうな気がします。付番法則に当てはめると、大井町線生え抜きで活躍した元9007F7106F、元東横線の9014F7112F、最後の元2000系3編成は7113F以降と予想されます。

【譲渡対象の9000系の付番予想】※赤帯復刻編成を譲渡対象外とした場合の予想です
東急電鉄9000系9002F → 西武鉄道7000系7101F
東急電鉄9000系9003F → 西武鉄道7000系7102F
東急電鉄9000系9004F → 西武鉄道7000系7103F
東急電鉄9000系9005F → 西武鉄道7000系7104F
東急電鉄9000系9006F → 西武鉄道7000系7105F
東急電鉄9000系9007F → 西武鉄道7000系7106F
東急電鉄9000系9008F → 西武鉄道7000系7107F
東急電鉄9000系9009F → 西武鉄道7000系7108F
東急電鉄9000系9010F → 西武鉄道7000系7109F
東急電鉄9000系9011F → 西武鉄道7000系7110F
東急電鉄9000系9012F → 西武鉄道7000系7111F
東急電鉄9000系9014F → 西武鉄道7000系7112F
東急電鉄9000・9020系系9021F → 西武鉄道7000系7113F
東急電鉄9000・9020系系9022F → 西武鉄道7000系7114F
東急電鉄9000・9020系系9023F → 西武鉄道7000系7115F

【3月は中旬まで】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形の2026年3月分(13日まで)の運用を公表(2025年3月ダイヤ改正)

2026年2月1日、小田急電鉄が2026年3月14日ダイヤ改正前までの2026年3月分(13日まで)の展望座席を備えるロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表を公表しました。車両運用状況によっては土曜休日の固定1運用を除き“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が代走する場合があります。
▲展望席(1編成32席)を備えるロマンスカー“GSE”70000形70051F70052F。平日の1運用は特別団体専用列車が設定される場合を除いて基本的に喜多見検車区に一旦入庫する。先頭車の進行方向側の展望席は争奪戦のため、乗車予定日の1ヶ月前の購入をお勧めする
▲運用予定表に黒丸がない日程の列車には“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が使用される(いずれも6両固定編成)。充当車種は当該日程の1ヶ月前から“e-Romancecar”空席照会で確認できる。

両先頭車に展望席(16席ずつ)を備えるロマンスカーは2018年3月に就役した“GSE”70000形70051F70052Fで運用され、予定表では黒丸マーク(●)のついている列車に充当されます。列車番号から運用を表記しますのでご確認ください。2編成で2運用を回す関係で土曜休日N31運用は同形式が必ず充当される固定運用で、それ以外は代走が出る場合があります。

2026年3月はダイヤ改正を控えていますので、運用は13日までとなっています。2月の代走はなく、3月に2回ある程度ですね。15日以降は判明し次第、公表される見込みです。今回のN31運用(平日)・N32運用で“EXE”・“EXEα”または“MSE”で代走となる日程には薄い灰色(見づらいと思いますがご了承ください)で表記します。代走運用の充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます。

◆ロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表◆
青色…平日 赤色…土曜休日 灰色…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転

【2026年2月】下線部は固定運用
01日…土休N31運用 土休N32運用 15日…土休N31運用 土休N32運用
02日…平日N31運用 平日N32運用 16日…平日N31運用 平日N32運用
03日…平日N31運用 平日N32運用 17日…平日N31運用 平日N32運用
04日…平日N31運用 平日N32運用 18日…平日N31運用 平日N32運用
05日…平日N31運用 平日N32運用 19日…平日N31運用 平日N32運用
06日…平日N31運用 平日N32運用 20日…平日N31運用 平日N32運用
07日…土休N31運用 土休N32運用 21日…土休N31運用 土休N32運用
08日…土休N31運用 土休N32運用 22日…土休N31運用 土休N32運用
09日…平日N31運用 平日N32運用 23日…土休N31運用 土休N32運用
10日…平日N31運用 平日N32運用 24日…平日N31運用 平日N32運用
11日…土休N31運用 土休N32運用 25日…平日N31運用 平日N32運用
12日…平日N31運用 平日N32運用 26日…平日N31運用 平日N32運用
13日…平日N31運用 平日N32運用 27日…平日N31運用 平日N32運用
14日…土休N31運用 土休N32運用 28日…土休N31運用 土休N32運用

【2026年3月】※ダイヤ改正日まで記載
01日…土休N31運用 土休N32運用 08日…土休N31運用 土休N32運用
02日…平日N31運用 平日N32運用 09日…平日N31運用 平日N32運用
03日…平日N31運用 平日N32運用 10日…平日N31運用 平日N32運用
04日…平日N31運用 平日N32運用 11日…平日N31運用 平日N32運用
05日…平日N31運用 平日N32運用 12日…平日N31運用 平日N32運用
06日…平日N31運用 平日N32運用 13日…平日N31運用 平日N32運用
07日…土休N31運用 土休N32運用

【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

★平日N31運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 9005レ
大野総合車両所入庫/出庫
大0612→宿0648 0992レ
小0815←宿0700 0791レ
小0826→宿0945 0790レ
湯1127←宿1000 0003レ
湯1135→宿1305 0006レ
湯1456←宿1320 0727レ
湯1513→宿1646 0736レ
湯1828←宿1700 0601レ
湯1836→宿2006 0120レ
藤2120←宿2020 0687レ
藤0000→成0000 9040レ
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…2026年3月3日・11日は“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転
喜多見検車区出庫
秦0000←成0000 9011レ
秦0630→宿0741 0906レ
成0000←宿0000 9027レ
喜多見検車区入庫/出庫
成0000→宿0000 9026レ
湯1737←宿1600 0729レ
湯1746→宿1926 0018レ
秦2042←宿1940 0611レ
秦0000→宿0000 9036レ
秦2301←宿2200 0621レ
秦0000→成0000 9058レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N31運用(“GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
小0000←成0000 9013レ
小0827→宿0945 0790レ
湯1121←宿1000 0709レ
湯1138→宿1305 0006レ
湯1448←宿1320 0321レ
湯1514→宿1644 0318レ
湯1836←宿1700 0601レ
湯1845→宿2010 0126レ
江2120←宿2020 0687レ
江0000→成0000 9060レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 9003レ
厚0702→宿0745 0904レ
湯0924←宿0800 0003レ
湯0933→宿1107 0002レ
湯1301←宿1120 0315レ
湯1315→宿1445 0010レ
湯1628←宿1500 0025レ
湯1636→宿1805 0022レ
江1926←宿1820 0683レ
江2003→宿2105 0504レ
藤2217←宿2120 0689レ
藤0000→成0000 9070レ
喜多見検車区入庫

☆参考資料☆ “GSE”が充当される可能性のある列車のみ抜粋
《平日上り》
大0612→宿0648 0992レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦0630→宿0741 0906レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0826→宿0945 0790レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1135→宿1305 0006レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1513→宿1646 0736レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1746→宿1926 0018レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836→宿2006 0120レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)

《平日下り》
小0815←宿0700 0791レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1127←宿1000 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1456←宿1320 0727レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1737←宿1600 0729レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1828←宿1700 0601レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2042←宿1940 0611レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
藤2120←宿2020 0687レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2301←宿2200 0621レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日上り》
厚0702→宿0745 0904レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0827→宿0945 0790レ “GSE固定運用(N31)
湯0933→宿1107 0002レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1138→宿1305 0006レ “GSE固定運用(N31)
湯1315→宿1445 0010レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1514→宿1644 0318レ “GSE固定運用(N31)
湯1636→宿1805 0022レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1845→宿2010 0126レ “GSE固定運用(N31)
江2003→宿2105 0504レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日下り》
湯0924←宿0800 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1121←宿1000 0709レ “GSE固定運用(N31)
湯1301←宿1120 0315レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1448←宿1320 0321レ “GSE固定運用(N31)
湯1628←宿1500 0025レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836←宿1700 0601レ “GSE固定運用(N31)
江1926←宿1820 0683レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
江2120←宿2020 0687レ “GSE固定運用(N31)
藤2217←宿2120 0689レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

2026年1月31日

【子連れにも優しい車両に】京王電鉄2000系2701F(10両固定編成)が定期営業運転を開始

2026年1月31日の6707レより、京王電鉄の2代目5000系以来となる新型車両、2代目2000系2701F(10両固定編成)が営業運転を開始しました。自社の京王新線だけでなく、東京都交通局新宿線への乗り入れを考慮した貫通扉は設置されていますが、自社専用車両となっています。
▲2代目5000系以来の新型車両、オールロングシートの2代目2000系が就役を果たした。就役1週間前の1月24日には若葉台検車区からつつじが丘(KO-14)で折り返し、競馬場線府中競馬場正門(KO-46)まで自走入線し、注目のサハ2551(5号車)の『ひだまりスペース』などの見学が可能なお披露目会が行われていた。
▲置き換えが進むものと思われる7000系(写真は現在エンジ復刻帯塗装となっている7728F)。短編成を含めて置き換えが進む可能性がありそうだが、ワンマン運転未対応の短編成はもちろん、10両固定編成の動向にも念のため注意だ。

この系列は2編成が今年度に導入される予定で、2702Fも登場する見込みです。2代目2000系は新宿(KO-01)寄りからクハ2701+デハ2001+デハ2051+サハ2501+デハ2101+サハ2551+サハ2651+デハ2201+デハ2251+クハ2751となっています。パンタグラフのある車両が中間電動車で日立製作所製のSiC素子となっています。ドアエンジンはラック式に変更されていますが、これまでのラック式ドアエンジンを搭載する系列と比べると遅くなっています(ドアチャイムも相まっているというのもある)。この系列の5号車(サハ2550形)の新宿寄りに側面窓が大きく子連れの家族などが車窓を楽しむことができる『ひだまりスペース』(西武鉄道40000系の『パートナーゾーン』に該当)が設けられています。

【特徴的な“墜落”が消滅へ】東日本旅客鉄道E231系1000番台都ヤマU-586編成、大宮総合車両センター入場で機器更新工事か

2026年1月30日、東日本旅客鉄道小山車両センター所属のE231系1000番台の基本編成で最後まで制御装置未更新で残っている都ヤマU-586編成が大宮総合車両センターに自走回送され入場しました。制御装置更新工事とホームドア対応工事のためと思われ、同系列1000番台の制御装置未更新編成(墜落インバータ)がほぼ完全消滅となる見込みです
▲E231系1000番台で最後の制御装置未更新編成だった都ヤマU-586編成。所属先の小山車両センターから大宮総合車両センターに自走回送され、入場となった。制御装置更新工事などが実施されれば、同系列1000番台の“墜落インバータ”がほぼ完全消滅となる。

E231系1000番台は制御装置更新工事及びホームドア対応改造工事の進行で小山車両センター所属の初期編成、国府津車両センター所属の全編成(衝突事故当該編成を除く)で制御装置更新およびホームドア対応工事が完了しており、残るは2006年度以降増備編成の一部に限られていましたが、都ヤマU-107編成都ヤマU-584編成都ヤマU-590編成が続々と入場し、付属編成では都ヤマU-111編成が入場したことで、付属編成はほぼ全編成で制御装置更新工事が完了しました。そして基本編成で最後まで残っていた都ヤマU-586編成が自走回送で入場したことで、同系列1000番台の制御装置未更新編成、すなわち特徴的な“墜落インバータ”が完全消滅となります。登場から約24年で墜落インバータの歴史に幕を下ろすことになります。

2026年1月30日

【この形式の就役日!】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001の一般展示開始日が2026年3月19日に決定

2026年1月30日、小田急電鉄が神奈川県海老名市にあるロマンスカーミュージアムに展示車両として搬入される予定のロマンスカー“VSE”50000形(50001F)の上り方先頭車のデハ50001の一般展示を2026年3月19日から開始することを発表しました。ちょうどその日はこの形式がちょうど21年前の3月19日に就役しており、同形式がいかに愛されたかが分かりますね。
▲ロマンスカー“VSE”50000形が2005年3月19日に就役してから約21年となる2026年3月19日からロマンスカーミュージアムで50001Fのデハ50001の一般展示が開始となる。1月30日にはデハ50901が大野総合車両所から陸送され、保存車両(デハ50001)以外の9両が旅立った。

2022年3月に定期営業運転を終了してから約4年、ついに最初の編成の廃車解体作業が進み、残されたデハ50001の展示が2026年3月19日に開始ということで、同形式がちょうど21年前に就役した日ということから、同形式にとってはメモリアルな日となりそうです。ロマンスカーミュージアムでは2月25日から3月15日まで(ただし火曜日および3月4日・16日・18日は臨時休館となるのでホームページで要チェック)は車両展示の追加に向けて準備工事を進める関係から、1階ロマンスカーギャラリーと2階ジオラマギャラリーが工事対象となり入れなくなるので、工事期間中はロマンスカーミュージアムへの入館料を無料とし、キッズロマンスカーパーク、ステーションビューテラス、グッズショップに気軽に訪れることができます。ただし工事期間中の営業ではエレベーターが稼働しませんので、親子連れの方はご注意願います。なおロマンスカー“VSE”50000形が展示を開始する日から、大人1人の入館料が税込900円から税込1,100円に改定されます(子ども・幼児は変更なし)。

ちなみに1月30日にはロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50901が大野総合車両所から陸送され、50001Fについては保存展示車両以外の陸送作業が完了しました。この次に廃車作業が実施される50002Fの動向が注目されます。

【電気連結器撤去で異変】東日本旅客鉄道E233系0番台都マリC3編成(元都トタH49編成の6両)が幕張車両センターに配属へ

2026年1月28日、東日本旅客鉄道東京総合車両センターに入場し転用改造工事を受けていたE233系0番台都マリC3編成(元都トタH49編成の6両側)が出場し、幕張車両センターに配属のため自走回送されました。改造内容は同系列0番台都マリC1編成(元都トタT71編成の6両)と同じと思われますが、元分割編成ならではの特徴が残されています。
▲E233系0番台都マリC1編成(元都トタT71編成の手前側の5両とクハE232-68)に続いて都マリC3編成(元都トタH49編成の6両側)が出場した。現段階では両者のあいだの番号編成が欠番のため、どの編成が種車となるのか。それ以外はワンマン運転非対応で運用離脱中の8500番台都ナハN36編成(クハE233-8570以下6両)の動向が注目されるところだ。

E233系0番台都マリC3編成は内房線・外房線内基準で安房鴨川寄りからクハE233-49+モハE233-49+モハE232-49+モハE233-249+モハE232-249+クハE232-507となっていて、もともと分割可能編成の6両側を転用したものとなっています。クハE232-507には車椅子対応トイレが設置されていて、電気連結器を撤去したためにスカート部分が小改造されています。車内の案内表示器は千鳥配置で都マリC1編成と同じタイプが設置されているものと思われますが、車内案内表示器がない部分は15インチタイプの画面を撤去して塞いだ程度で、E131系0番台のように車内案内表示器を削減した形です。ワンマン運転導入を見据えて側面部の乗降安全確認カメラの設置など、車掌が乗務しない運用も想定されています。

元都トタH49編成は4両側のクハE233-507+モハE233-607+モハE232-607+クハE232-49のほかに元都トタT71編成から抜かれていた中間電動車1ユニット(モハE233-443+モハE232-443)が残されていて、この6両を活用して編成を組むのでしょうか。

2026年1月29日

【優等種別が増える】東京モノレールが2026年3月14日実施のダイヤ改正の概要を発表

2026年1月27日、東日本旅客鉄道子会社の東京モノレールが同年3月14日実施のダイヤ改正の概要を発表しました。この路線(羽田空港線)には『東京パノラマライン』の愛称がつけられています。詳細な概要を見ていきます。
▲モノレールの上り初電車は平日・土曜休日ともに昭和島車両基地出庫の流通センター(MO-04)5時02分発だが、これを約8分繰り上げた4時54分発が新たに設定され(流0454→浜0504)、5時02分発は約2分繰り下がって5時04分発となる(写真は10000形10041F10081F)。
▲早朝時間帯には平日下りの普通列車・区間快速の各1本を空港快速に格上げし、土曜休日の下りの6時台の空港快速を1本増発し、羽田空港第3ターミナル(MO-08)・羽田空港第1ターミナル(MO-10)・羽田空港第2ターミナル(MO-11)に直行する列車を増やす。平日では下り空港快速の初電車が約20分繰り上がり、土曜休日では6時台の空港快速が12分間隔(5本)から10分間隔(6本)となる(写真は1000形1079F1085F1091F)。
▲平日の夕方時間帯に上りで増発があるほか、平日・土曜休日の夕夜間帯に上下ともに普通列車から区間快速・空港快速に格上げする。このため昭和島(MO-05)で待避しない普通列車は減便となるため、普通列車のみの停車駅では一部停車便が減便される(写真は2000形2041F)。

平日・土曜休日ともに昭和島車両基地を出庫する流通センター始発モノレール浜松町(MO-01)行きの初電車(平日11運用・土曜休日11運用)から繰り上げて4時54分発を新たに設定し、現行の初電車は約2分繰り下げた5時04分発となります。流通センター始発の初電車を繰り上げることで、親会社の東日本旅客鉄道山手線・京浜東北線への乗り継ぎが便利になります。さらに早朝時間帯には羽田空港へのアクセス向上のため平日に下り普通列車・区間快速1本を空港快速に格上げして空港快速を増発、土曜休日の下り6時台にも1本を増発し、平日は空港快速の下り初電車が約20分繰り上がるほか、土曜休日は6時台の空港快速が約12分間隔(5本)から約10分間隔(6本)となります。競合する京浜急行電鉄でも早朝時間帯に品川(KK-01)から快特・特急・急行を空港線直通で走らせていますので、これに対抗する形となるようです。空港快速はモノレール浜松町~羽田空港第3ターミナル間が途中無停車であるので、早朝から旅行などでの空港利用者を意識したダイヤとなりそうです。また平日夕方時間帯に上り列車3本(うち1本は空港快速、それ以外は普通列車)を増発するほか、平日・土曜休日の夕夜間帯に普通列車の一部を区間快速・空港快速に格上げし、利便性を向上します。ただし普通列車のみ停車駅では一部停車本数が減るところもありそうです。

モノレールは1000形・2000形・10000形の3形式で運用されていますが、主力車両は1000形と10000形ですが、両形式とも同じ8編成ずつ(2000形のみ4編成)なので、現在は全20編成で平日は14運用、土曜休日は11運用を回している状態ですね。

2026年1月28日

【元東海道線編成が横須賀色?】東日本旅客鉄道211系2000番台都ナノN608編成が横須賀色の帯に変更される

2026年1月22日、東日本旅客鉄道長野総合車両センターに入場していた211系2000番台都ナノN608編成(クハ211-2009以下6両)が横須賀色の帯に変更され、構内試運転を実施したあと、霜取り列車(霜を除去する回送列車)に使用されたあと、25日以降から営業運転に入りました。
▲211系0番台・1000番台・2000番台・3000番台は今春のダイヤ改正で立川(JC-19)~高尾(JC-24)間での定期営業列車の入線はなくなる。ただし豊田車両センター入出庫が絡む回送列車だけは組まれる可能性がある。その状況が注目される中、211系2000番台の1本が横須賀色の帯となった。

長野総合車両センターに所属する211系は旧田町車両センター(0番台・2000番台)、高崎車両センター(1000番台・3000番台)、幕張車両センター(3000番台のみ)に配置されていた同系列を転用し、115系を置き換えたもので、長野色の帯を巻いています。6両固定編成は東海道線で運用されていた0番台・2000番台の12編成、3両固定編成は宇都宮線・高崎線・房総地区で運用されていた1000番台・3000番台の36編成が存在します。6両固定編成はすべて東海道線で運用されていたために湘南色の帯を巻いていました。今後はこの系列を置き換えるための新型車両が噂されていますが、ワンマン運転対応の(E131系を基礎とする)新型車両となるのでしょうか。今春のダイヤ改正では中央本線甲府(CO-43)方面からの直通の普通列車が高尾までとなり、高尾~立川間の乗り入れが終了となります。これは高尾以東でのホームドア設置とも関係しています。

2026年1月27日

【譲渡前最後の検査?】小田急電鉄8000形8262F(6両固定編成)が大野総合車両所を検査出場、まもなく運用復帰へ

2026年1月26日、小田急電鉄8000形8262F(6両固定編成)が大野総合車両所にて重要部検査を通して出場、小田原線で試運転を実施しました。同編成は西武鉄道譲渡前最後の検査となる可能性があります。さらに8057F(4両固定編成)とのペア復帰が期待されています。
▲8000形6両固定編成の8262Fが大野総合車両所を検査出場したが、西武鉄道譲渡前の最後の検査となる可能性がある。2024年11月から10両で運用される際には8057Fと組んでいるが、西武鉄道譲渡の際には同社の8000系(仮)8104Fとなる可能性がある編成でもある。

8000形は小田急電鉄の通勤形電車の現役最古参形式となっていて、来年度以降の西武鉄道への譲渡が期待されています。今回出場した8262Fは西武鉄道譲渡の可能性が高い車両の1本で譲渡後は8000系(仮)8104Fとなるでしょう。なお10両編成で運用される際には4両固定編成の8057Fと組んでいて、同編成も長らく予備留置が続いていますので、コンビ復帰が期待されています。8000形はここ最近廃車が発生していませんが、ロマンスカー“VSE”50000形の解体が完了した後に廃車が進む可能性があります。次に引退となるのはどの編成なのか、気になるところです。

【小田急電鉄8000形の在籍状況】※2026年1月27日現在 全体…16編成80両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…8編成(32両)
8051F8053F8057F8058F8063F8064F8065F8066F
廃車済…8編成(32両)
8052F8054F8055F8056F8059F8060F8061F8062F
《6両固定編成》下線部は3色LED式の編成
運用中…8編成(48両)
8252F8253F8258F8260F8262F8263F8265F8266F
譲渡済…1編成(  6両)
8261F
廃車済…7編成(43両)
8251F8254F8255F8256F8257F8259F8264F

【西武鉄道8000系の在籍状況】※2026年1月27日現在 全体…1編成6両
8103F(元8261F)。

2026年1月26日

【残るはデハ50901だけ】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50701・デハ50801が大野総合車両所から搬出される

2023年12月10日に引退した小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのうち下り方から2両目・3両目のデハ50701・デハ50801が2026年1月26日に大野総合車両所の解体線から搬出され陸送されました。残る解体予定車両はデハ50901のみとなっています。
▲ついに旅立ったロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50701・デハ50801の2両。3号車のデハ50701はサルーン席があった。
▲残るは先頭車だけとなったが、デハ50001が保存される予定のため、写真手前左側のデハ50901は陸送されることになる。

ロマンスカー“VSE”50000形50001Fは2号車・3号車の中間車が搬出されたため、残るは下り先頭車のデハ50901となります。最後の先頭車だけ単独で搬出となり、ロマンスカーミュージアムに搬入されるデハ50001の動きが注目されます。50001Fの解体作業が完了すると、喜多見検車区に残されている50002Fが自走で廃車のため自走回送されるかもしれません。50002F50001Fよりも一足先に運転を終えていますので、50001Fよりは留置期間が長く、50001Fの予備的存在でもあったので、50002Fの動向も気になるところです。